【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【etc】スペシャルが好き…… #06
2017年04月19日 (水) | 編集 |
前回の続きです。

前回、まとめてみましたが、もう少し分かりやすく整理すると……

generalist
 ・色々なことができる人。
localist
 ・特定のことしかできない人。
 ・generalistの対義語。

expert
 ・特定のことに高い能力を持った人。
 ・専門家。
 ・ただし他の能力の高低は問われない。

inexpert
 ・未熟な人。
 ・expertを熟練者と捉える場合の対義語。

specialist
 特定の業務を専門で行う人。
  ・専門職。
  ・ただし当該業務についての高低は問われない。
 generalist』であり、かつ『expert』。

スペシャリスト
 ・expertと類似の意味。

こんな感じだろうと思います。

 (続く)
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【etc】スペシャルが好き…… #05
2017年02月18日 (土) | 編集 |
前回の続きです。

以上をまとめてみると……

1-1.『generalist』は「色々なことができる人」を指す。
1-2.「色々なことができる人」の反対は、「特定のことしかできない人」。
 ・「色々なことができる人」は全てができる人ではないので、反対は「何もできない人」にはならない。
1-3.「特定のことしかできない人」は『specialist』とイコールではない。
1-4.では反対は何か?となると「偏った」という意味を持つ単語から『localist』になる。

2-1.一方で『specialist』は、もともと「特定の業務を専門で行う人(つまり専門職)」という意味であり、スキルの高低は問われない。
2-2.「特定の業務を専門で行うスキルが高い人(つまり専門家)」という意味を持つのは『expert』になる(こちらは特定分野以外のスキルの高低は問われない)。
2-3.[2-1]と[2-2]に含まれる「専門」という日本語を混同してしまったのが、「スペシャリスト」という概念だと思われる。
2-4.ただし『expert』を「熟練者」と捉える場合には、その反対は『inexpert未熟な人)』になる。

3-1.『specialist』は「特定の業務を専門で行う人」という意味だが、「特別な」というニュアンスから医療分野で使われ始めた『specialist』という単語。
3-2.[3-1]の意味は、「色々な知識と経験を蓄えて熟練した人」という意味であり、『generalist』が特定の分野において高いスキルを持っている者を指す単語がなかったので、それを指す単語として使われ始めた。
3-3.[2-2]と[3-2]の後半に着目すると「特定の分野において高いスキルを持っている」という部分が共通し、[3-2]の前提部分(『generalist』が)が抜け落ちて、現在の「スペシャリスト」という使われ方をされている。

というのが現状なのだろうと思います。

 (続く)

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【etc】三原色 #01
2017年01月18日 (水) | 編集 |
色の話をしていると時々話がズレるなあ~と思うことがあります。
話をしてみると原因は、三原色

さて……三原色と言われると何色を思い浮かべられるでしょうか?
レッド、グリーン、ブルー(RGB)
レッド、イエロー、ブルー(RYB)
マゼンダ、イエロー、シアン(MYC)

どちらも三原色と言われるものです。

前者は俗に「光の三原色」と言われるものです。
光そのものを考えた場合の三原色で、テレビやディスプレイの色はこちらで考えます。
ちなみに人間の目が認識する色もこちらと言われます。
この三原色の考え方は、黒い所に光を各々の光を当てて色を作る場合を前提としています。
ですからベースは黒。
三原色全てを当てると白くなります。

二番目と三番目は俗に「色の三原色」と言われます。
もともとは二番目の考え方だったのですが、これでは作ることができない色があったため、現在では三番目の考え方になっています。
この考え方を使うのは光の反射を考えた場合で、絵画や本等の印刷物の色はこちらで考えます。
ですからプリンタのインクは、この三色がベースになります。
この三原色の考え方は、白いところに色を付けていくことを前提としています。
ですからベースは白。
三原色全てを混ぜると黒くなります。

面白いものだなあ~と思います。

 (続く)
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【etc】スペシャルが好き…… #04
2016年12月28日 (水) | 編集 |
前回の続きです。

話を『specialist』に移します。
スペシャリストという言葉が好まれるのは、『special』に「特別の」というニュアンスがあるからだろうと思います。
ところがここに落とし穴があって、実は「特定の」というニュアンスが含まれます。
ですから冒頭に書いたように『specialist』の意味は、レベルの高低を問わず専門的に何かをしている者というニュアンスになります。
先に『specialist』が〔医療分野で「色々な知識と経験を蓄えて熟練した人」という意味で使われるようになった〕という話を書きました。
これは『special』が持つ「特別の」という意味を強調したところから出ているのだろうと推測しますが、前提として「色々な知識と経験を蓄えて」ということがなければ、この意味でも使うことはできません。
言い換えると色々なことがアル程度できる(もしくは知っている)上で、特定のことに熟練しているということになります。

分かりやすいのは特殊部隊という時に使われる『special』を考えると良いと思います。
この『special』は、
 ・特殊な環境下で行動する
 ・特殊な作業を行う
等を指しますが、そこに所属できるのは色々なことがアル程度できるというのが前提となります。
そうでなければ部隊全体の足を引っ張るRISKが大きくなるからです。
その意味では、『expert』の集団ではなく、『specialist』の集団である必要があります。

 (続く)
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【etc】スペシャルが好き…… #03
2016年11月25日 (金) | 編集 |
前回の続きです。

少し話が外れますが、前回書いた〔したがって『general』の対義語は『special』ではない!と言い切れるわけではありません〕の例としては、相対性理論(theory of relativity)があります。
よく知られていますが、相対性理論には、「一般」と「特殊」があり、英語では
 ・一般相対性理論……General theory of relativity
 ・特殊相対性理論……Special relativity
です。
ただし一般相対性理論の「一般」は「普遍的」というニュアンスで、普通に使っている「一般」とは違います。
よく誤解されるのですが、特殊相対性理論と一般相対性理論を比較すると一般相対性理論の方が何倍も難しいです。
それは特殊相対性理論が特定の条件(「絶対時間」と「絶対空間」という条件)下で成立するものに対して、それを拡張して一般化(普遍化)したものが一般相対性理論だからであり、一般相対性理論の方が幅広い領域に対応するものだからです。
ということから考えると分かるのですが、『general一般)』と『special』で、『special特殊)』の方が素晴らしいというわけではありません。
それはそれとして……このような場合には『general』の対義語は『special』となります。

話題を変えますが麻酔を考えると、その効力を発揮する範囲の違いから
 ・全身麻酔……general anesthesia
 ・局所麻酔……local anesthesia
に分けられます。
要するに全体の中の一部(特定の部位、部分)を指す場合には『local』が使われます。
このような場合には『general』の対義語は『local』となります。

この辺りが『general』とか『special』、『local』という言葉の使い方の難しいところです。

 (続く)

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【etc】スペシャルが好き…… #02
2016年10月12日 (水) | 編集 |
前回の続きです。

話を『generalist』に移しますが、『generalist』を「色々なことができる人」と訳すと、その反対は「特定のことしかできない人」になります。
これを『specialist』と訳すのが正しいのか???
やはりニュアンスとしては『localist』の方が妥当だと思います。

では『localist』とは?となると、これはこれで難しい……。
local』は「田舎」ではなく、「どこかを中央とした場合の地方」、もしくは「全体の中の一部」という意味です。
ですから『localist』は、一般的には「地方を拠点にしている人」というニュアンスになります。

ところが『local』には「偏った」という意味があります。
この延長上にあるのが、『generalist』の対義語になる『localist』だと考えると先に書いた〔generalist』を「色々なことができる人」と訳すと、その反対は「特定のことしかできない人」になります〕というニュアンスが伝わるのではないか?と思うのですが……。
その意味では、『generalist』の対として『localist』を使う場合には、あまり良い表現ではないように思います(日本語では「専門バカ」という表現が近いのかもしれません)。

ただし『general』には「一般的な」という意味もあります。
その意味で考えると対義語は『special特殊な)』となります。
したがって『general』の対義語は『special』ではない!と言い切れるわけではありません。
これが前回、〔このような使い方をする場合〕とした上で書いている理由です。

 (続く)

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【etc】スペシャルが好き…… #01
2016年09月04日 (日) | 編集 |
別項でも触れたことがあったように思います(この辺りだったような気がしますが……)が、英語を日本語に訳するって難しいなあ……と感じることが少なくありません。
その中の一つが「スペシャリスト」という単語。
そもそも……という話に戻すと、このような使い方をする場合、『general』の対義語は?と考えると、どう考えても『special』ではなく『local』のはず(日本語で考えると分かりやすいはず)だと思うのですが……。
まあ……スペシャリストという単語が使われるのは、単純に「スペシャル」という言葉が好きだから……なのかもしれませんが……。

とりあえず『specialist』という言葉に焦点を合わせると、意味的には「専門的に何かをしている者」というニュアンスで使われます。
つまり「専門職」なのですが、そのレベルの高低は問われません。
分かりやすく(失礼な言い方ですが価値観の違いもありますから……)言えば「○○専門店」という場合の「専門」というニュアンスです。

では日本語でよく使われる「スペシャリストは?」と言えば、「あることについて突出した能力を持っている者」という意味で使われることが多いように思います。
しかし、これを英語にすると『expert』になります(ニュアンス的には「熟練した人」です)。
また『expert』の場合、特定分野の能力に対して使われるもので、他の分野の能力の高低は問われません
この『expert』を日本語に訳した時に「専門的な」とか「専門家」としてしまったために「専門」が混同されて『specialist』と『expert』がゴチャゴチャになったように思います。

さてさて……『specialist』を調べてみると諸説あるようなのですが、医療分野で「色々な知識と経験を蓄えて熟練した人」という意味で使われるようになったという説があります。
この前提である「色々な知識と経験を蓄えて」というのが外れてしまっているのが、よく使われる「スペシャリスト」という言葉だろうと思います。
ちなみに『expert』を「熟練者」と訳すと『inexpert未熟な人)』が反対語になるようにも思いますが……。

 (続く)
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【etc】数字を考える ~武道とケガについて~
2016年05月29日 (日) | 編集 |
私も柔道や空手をしていますが、武道をすると危なくないか?と尋ねられることは少なくありません。
その度に「身体を動かすことで危険性ゼロのことはない」と答えています。
当たり前のことなのですが、その点を確認することが第一です。
日本において体育活動中の事故(死傷)についてはいくつかデータがありますので、その中から参考になると思うものをご紹介します。

まず確認しておくべきことは、体育活動中の死亡事故のほとんどは突然死であるということです(1998~2009年度データ)。
その割合は実に70%以上を占めており、頭部外傷はそれに次ぐものです。
では突然死の原因は?というと最大の原因(80%)は心臓系です。
競技別では、陸上競技が約30%、それに次いでバスケットボール、サッカーとなっています。
第2位の頭部外傷の原因は柔道で、これらも約30%を占めています。
重度障害では脊髄損傷が約50%、それに頭部外傷、そして心疾患等が続きます。
脊髄損傷の原因としては、ラグビー・水泳・体操が各々25%程度となっています。
頭部外傷では柔道が60%程度、心疾患等では陸上競技60%程度となっています。
ちなみにこれらの件数を運動部活動別でみた場合、柔道が16%で最大で野球・バスケットボール・ラグビーと続きます。

一方で集められた統計から、病院や診療書にかかる必要があるケガというところまで拡げて、代表的な競技を考えると次のとおりになります。

順位:活動内容 (発生率) 加入者数 / 発生件数
1:アメリカンフットボール (9.51) 9,179 / 873
5:ラグビー (2.78) 50,965 / 1,417
6:バレーボール (2.71) 1,024,506 / 2,773
7:柔道 (2.53) 118,824 / 3,009
10:バスケットボール (2.06) 411,198 / 8,460
11:硬式野球 (2.04) 51,239 / 1,047
14:バドミントン (1.66) 246,394 / 4,080
15:相撲 (1.62) 7,079 / 115
16:サッカー (1.54) 992,698 / 15,256
17:ドッジボール (1.52) 55,058 / 838
18:アイスホッケー (1.43) 15,643 / 224
21:テニス (1.25) 91,665 / 1,149
23:スキー (1.18) 42,487 503
24:ソフトボール (1.14) 717,896 / 8,189
25:ハンドボール (1.12) 16,488 / 184
26:レスリング (1.11) 6,025 / 67
29:体操競技・新体操 (1.00) 100,804 / 1,003
30:硬式野球 (0.99) 1,066,573 / 10,540
31:スケート (0.89) 17,171 / 153
33:空手 (0.81) 213,082 / 1,716
35:合気道 (0.73) 28,858 / 211
36:サイクリング (0.71) 3,394 / 24
37:ソフトテニス (0.69) 77,646 / 535
38:卓球 (0.66) 132,778 / 870
40:ゲートボール (0.60) 47,981 / 290
42:少林寺拳法 (0.53) 50,616 / 266
43:剣道 (0.49) 325,842 / 1,604
44:ボクシング (0.49) 2,047 / 10
52:グランドゴルフ (0.27) 78,400 / 214
65:弓道 (0.12) 15,529 / 19
66:水泳 (0.12) 204,146 / 249
※スポーツ等活動中の障害調査から抜粋し、武道・格闘技に着色しました。



このデータをどう読み解くかには、色々な考え方があると思います。
前半のデータで陸上競技の比率が高いのは、『体育で陸上競技をしている時間が長い(多い)から』と考えられますから、特に陸上競技が危険というわけではないと言えます。
正確に比較するとすれば、同一時間内の発生確率を考慮する等が必要なのだと思います。
例えば1年に1件の死亡事故が発生したとします。
ここで問題になるのは「1年」という書き方です。
そのうちの何日練習もしくは試合(以下「練習等」)をしていたのか?で話が変わってきます。
極論すれば1年のうち1日しか練習等をしなかったことと365日毎日練習等をしていたことでは、比較のベースが異なるということです。
前者の場合は実質的には1日で1件の死亡事故が発生したことになりますし、後者の場合は365日で1件の死亡事故が発生したことになります(1/1と1/365の差です)。
同じ考え方で練習時間の違いもあります。
1日2時間の練習等をしていることと1日4時間練習等をしていることでは事故リスクは2倍の差になります。
その意味では屋内競技は天候に関係なく一年中練習等をすることができますが、屋外競技は天候に左右されます。

武道が安全とは言うつもりはありませんが、他のことと比較してどれぐらい危険なのか?は、そのようなことを考慮しなければならないと思います。
実際に上の順位から抜いているものには、

22:学童保育 (1.19) 105,964 / 1,259
41:ハイキング (0.53) 76,035 / 403


という数字があり、単純に出ている数字だけで考えてしまうと学童保育やハイキングは、少林寺拳法や剣道、ボクシングより危険な行為になってしまいますから……。
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