【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【囲碁】ルール #10
2015年04月10日 (金) | 編集 |
前回両コウを紹介しました。

ではコウが3個になるとどうなるか???
それが、この図です。

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  【図①】

この状態から黒が写真の右側のコウを取ります。
それが【図②】。

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  【図②】

これで右側の白石はアタリ(次に相手に取られる形)になっています。
そうなると白から写真の左上のコウを取ります。
それが【図③】。

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  【図③】

これで左側の黒石はアタリになっています。
黒は取られたくないので、写真の左下のコウを取ります。
それが【図④】。

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  【図④】

これで写真の右上のコウを取ることができますから、白はコウを取ります。
それが【図⑤】。

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  【図⑤】

以下、黒が左上のコウを取り【図⑥】、白が左下のコウを取ります【図⑦】。

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  【図⑥】

  

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  【図⑦】

これもルールに何も記載されていないと延々と繰り返されることになり、対局が終わりません。
ということで……左側の図は、前回両コウセキ、右側は白が取られていると決められています。
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【囲碁】囲碁で思うこと #01-02
2015年01月25日 (日) | 編集 |
前回の続きです。

囲碁(将棋でも同じですが)で、一局の最初から最後までの手順を書き残したものを棋譜と言います。
これがあるおかげで、100年前の対戦でもその手順を再現することができますし、色々と研究することができます。
そのおかげで進歩することができます。

さて……以前、「【組織】総括(管理)部門宛に提出した文書から #06(Management)」で、こんなことを書きました。

* Managementは、「各要素の状態を把握し、実行できるよう調整していくこと」、「予測と制御(Prediction and Control)が基本ですが、そのようなことが考えられているのかどうか疑問に感じています(「管理のために管理」になっていないかどうか?)。


予測や制御するためには、それまでの蓄積された事例が必要です。
それなしで考えると……それは妄想の域に入ってしまうRISKを負います。
また起きたことへの対応をブラッシュアップしていかなければ、いつまでも手間が掛かるような作業を繰り返すことになります。
その意味では、それまでの事例や対応を記録しておくことは大切なことです。

また「【組織】総括(管理)部門宛に提出した文書から #08-01(整理①)」では、こんなことを書きました。

* 書類や作業手順が整理されていれば困らないようなことが、整理されていない(何をしたのかが分かるような「足跡」が残されていない、その辺りにあった資料を整理しないで穴を開けて一塊にしてる等)ため、どういう作業がされた結果なのか?を理解するまでに時間が掛かることが多く、時間のロスだと思います。


こんなことは当たり前のことなのだと思っていますが、実は異動すると前任者が書類の整理をしていないことが多々あります。
その結果、無駄に時間を費やす(前任者に聞いても「覚えていない」と言い、本人が「何をしたのか?」が分かるまでに多くの時間を要するため)ことになります。
ですからキチンと整理してあれば……と思うことが多々ありますが、それが普通なのでしょうか???
こんなことを感じるのは、棋譜の有用性を知っているからなのか???と思ったりしますが、多分……本当は……普通に仕事をしていれば、分かることなのだろうと思います。

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【囲碁】ルール #09
2014年11月09日 (日) | 編集 |
囲碁で面倒な形をいくつか紹介しました。
これまで紹介したコウセキ
その両方が組み合わさったのが「両コウ」です。
これが両コウの図です。

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ダメが1箇所、それにコウが2箇所。
どちらからもダメを埋めることができません(埋めると取られてしまいます)。
コウは、すぐには取り返せませんが、この形では両コウになっているところが入れ替わるだけになってしまいます。
で……繰り返しになってしまいます。

【図①】
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【図②】
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【図③】
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  (【図①】に同じです)

こうなると延々と繰り返され、対局が終わらないことになります。
ということで、この形は、この状態でセキと決められています。
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【囲碁】古碁(算哲-道碩)
2014年10月18日 (土) | 編集 |
時間があったので、古碁を並べてみました。
今回は、算哲と道碩の一局です。
どちらも天才と言われる名手。
それだけに予想できないような手が出てくるだろうなあ~と思いながら碁盤に向かいました。

で……並べようとして驚いたのが、一手目。
そこですか……。

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確かに今とは価値観が違うので、色々な序盤が見られるのも古碁の魅力です。
定石も今とは違っているのか、発展途上なのか……。
今ではあまり見られなくなった石運びも見られますし……。
それにしても一手目が辺ですか……。
囲碁は最終的には陣地の大きさを競うゲームですから、囲いやすそうなところから手を付けるようなもの……。
そうなると囲いやすい隅から普通は打っていく【注①】のですが……。

この一局、道碩の攻めが厳しくて、並べていてスゴク面白かったです。
しかも……。

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左下隅が空いたままになっています。
手元には、ここまで(112手)の棋譜しかありません。
古碁の棋譜は、最後まで残っていないものがあります。
これもそうなのか、キチンと残っているのか……。

でも、こうして棋譜が残っていて、それを並べて勉強したり、感動したり……ということが出来るのは、スゴいことだと思います。
「学ぶ」は「真似る」からですから、学ぼうとすると見本になるものが残っていることはスゴく良いですね。
しかも時代を越えて再現できる……素敵だと思いませんか?



【注①】
例えば四角く陣地を囲う場合、
 ・隅……2辺
 ・辺……3辺
 ・中央……4辺
に石を置かなければならない、つまり手が掛かります。
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【囲碁】ルール #08
2014年10月16日 (木) | 編集 |
面倒な話ついでに……。

コウについてですが、損得が大きなコウはどんなものか?というと前回の図の右下がそうです。

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このコウを黒に取り返されると、こういう形になります。

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この形になって、穴になっているところ(白石があったところ)を黒に打たれる(ツガレル)と黄色で囲った白石は取られてしまいます。

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ですから白としては、取り返される前に手を入れなければなりません。
この形で手を入れる場合、どうするのか?を選択しなければなりません。

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この黄色で囲った黒石を取るか、緑で囲った黒石を取るか……。
普通は、先ほど黒がコウを取った図の黒石を置いた位置に白石を置くのですが、このコウは特殊で白が穴になっているところをツグと損になります。
その理由は、黒石の外側の白石各々4個を両方とも取られてしまうからです。
この青線で囲った白石が取られなかったとしても、少しでも損をしないためにはどうするのか?を選択しなければなりません。

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例えば、上図の緑で囲った黒石を取ったとします。

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そうすると黒は、上図の黄色で囲った黒石の隣にある白石を取ります。

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これで写真下側の白石は取られることはありませんが、桃色で囲ったところが黒の陣地っぽくなってしまいます。

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この形が嫌な場合、上手の黄色で囲った側の黒石を取ることになります。

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そうすると黒は、上図の緑色で囲った黒石の隣にある白石を取ります。

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そうなると写真下側の白石は取られることはありませんが、黄緑色で囲ったところが黒の陣地っぽくなってしまいます。

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このどちらが得になるのか???
もしくは損をしないのか???
先を考えて選択することになります。

この思考方法は、Risk Managementに似ています。
直接的には、相手の石を取るというメリットと自分の石を取られるというデメリットを比較します。
しかし……それだけではダメで、その後の展開で自分の陣地が拡がりそうな範囲や相手の陣地が減りそうな範囲、つまりベネフィットとその逆(自分の陣地が減りそうな範囲や相手の陣地が拡がりそうな範囲)、つまりリスクを比較しなければなりません。
それらを総合的に判断しなければならない……まさにRisk Managementの思考方法です。
囲碁は、囲碁としてだけ使うのは勿体ないものです。
囲碁の思考法を色々なことに使うと、見えてくるもの(こと)が変わってくるのかもしれません。
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【囲碁】ルール #07
2014年10月11日 (土) | 編集 |
囲碁のルールでコウの他にもう一つ、面倒な形があります。
それをセキと言います。

この写真の左上の形がセキです。

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アップにすると、こうなります。

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この状態がどうなっているのか?と言えば……。

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青線で囲ったところに白から打つと、白が取られてしまいます。
一方で黒から打つと、黒が取られてしまいます。
ということは、どちらから打っても損にはなっても得にはならないということです。
ですから何もなければ、この状態のまま終局まで放置されます。
このような状態をセキと言います。
終局後にお互いの陣地を数えますが、その時にはどちらにもカウントしません。

ちなみに「何もなければ」と書いたのは、これをコウの時に使うことがあるからです。
コウでは、自分の打った手に対して、相手に応じてもらえるだろうと思うところ、もしくは相手が応じなければそれなりの得ができるところを探して一手打ちます。
そういうところを「コウ材」と言いますが、損得が大きなコウが出来た時には、セキになっているところを使ってコウを争うこともあります。

他にも面倒なものが「両コウ」等がありますが、それはまた別の機会に……。
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【囲碁】伝えるのは……
2014年09月29日 (月) | 編集 |
昨日の深夜(今日の夜中)、眠れないので、ちょっと並べてみた一局です。
これも本因坊秀策が若い頃のもの。
若い頃ですから、まだ安田秀策時代のものです。

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現在のプロの囲碁でも同じですが、並べやすいものと並べにくいものがあります。
同じような手数でも時間が掛かるものとそうでないないものがあります。
天才と言われる人たちが、どのタイミングで何をしようとしているのか???
解説がないと分かりませんし、解説があっても分からないものがあります。
でも……棋譜があるから現在でも並べることができ、面白さを確認することができます。
囲碁も芸事ですから、伝承伝達するのは難しいことだと思います。
身体を使うことも芸事に近いと言えるでしょう。
この辺りを整理しようとするのが、西洋科学なのだと思います。
「術」から「学」へ。
棋譜は後世に歴史として残すということで考えられたのかもしれませんが、「術」から「学」への最初の段階は手順等を書き残すことから始まります。
その意味では、棋譜も「術」から「学」への一貫だったのかもしれませんが、こんな古い時代から……と思うと色々と考えさせられます。

古碁を並べると柔道や空手や整体や……それらをどう伝えれば良いのだろう?と考えさせられます。
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【囲碁】ルール #06
2014年09月13日 (土) | 編集 |
このシリーズは、「私の周りの知人に宛てたもの」という色合いが強いので……。

さて……前回の続きです。

前回
のルールで、面倒な状態が起きることがあります。
それが、この状態です。

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左の写真では、次に黒が取り、そして白が取り返す……、右の写真では次に白が取り、そして黒が取り返す……それが繰り返されることになります。
それではゲームが進みませんから、そうならないように「交互に取り返し合ってはならない」というルールが設定されています。
取り返すためには「一回別の所を打って、相手が対応して……そして取り返す」ということになります。
これを「コウ」と言います。

囲碁のルールは、大雑把にはこれぐらいです。
あとは数える時のこと等……細かいことはありますし、少し面倒なことがありますが、それはまた書くとして……(あまり出現しないので)。
大体……この少ないルールの中で、囲碁というゲームは進行していきます。

何でもそうですが、縛るモノ(コト)が多いほど自由度は狭くなります。
その意味では、囲碁は自由度が広くて面白いです。

私が始めて囲碁を教わった時には、これまで書いたルール【注①】に今回のコウ、そして……これも以前書いたツケノビ定跡ツケヒキ定跡を教わって、いきなり碁盤に向かわされました。
それも練習用の小さいもの(9路盤や13路盤)ではなく、いきなり19路盤でした。
今になって思えば「なんて無茶な教え方を……」と思ったりします。
でも教え方が上手だったのでしょう、一手一手の説明を受けながら……少しずつ型を覚え、段々と囲碁の面白さに嵌っていくことになります。



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【注①】
 ※参考:【囲碁】ルール #01
 ※参考:【囲碁】ルール #02
 ※参考:【囲碁】ルール #03
 ※参考:【囲碁】ルール #04
 ※参考:【囲碁】ルール #05
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