【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【健康】メタボ検診 #01
2010年02月10日 (水) | 編集 |
厚生労働省の研究で、メタボ検診の腹囲と心筋梗塞や脳梗塞の発症の危険性の関係について、明確に判断できないとする大規模調査の結果がまとまったとの報道がありました。
この基準については以前から「変」だとわかっていたことで、今さら驚くことではないのですが、報道では「現在の腹囲基準の科学的根拠を覆すもので、診断基準の見直しに影響しそうだ」としています。
現在の検診においては、診断基準として男性:85cm以上、女性:90cm以上を腹囲の基準としていますが、国際糖尿病連合(IDF:世界約160カ国の医師らで組織) によると、男性で90cm女性で80cm以上(判断基準は他の項目(空腹時血糖100mg/dl以上)等を含む)を判断基準としていますし、もともと「科学的根拠」があったのかどうか……かなり疑わしいものです。
普通に考えれば、同じ男性でも身長が160cmの人と190cmの人の基準が同じでは「変」だと思うのが普通ではないか……と思います。
もともとメタボ検診は、後期高齢者医療制度を運営するための費用をどうやって集めるのか?とセットで考えられたものです。
後期高齢制度に該当した者に負担の多くを求めるのも、無条件に税金を投入するのも国民の批判が大きくなることが考えられるので、『合理的に集金するシステム』として存在するものです(これだけではないでしょうが)。
この『合理的』の根拠として医療費削減を盛り込むことでシステムとしての整合性を取ったのですが、削減できるかどうかも定かでなく(検診をすると医療費を抑制できるという根拠はない)、結局は検診費用だけが増になると考えられていました。
しかし、このシステムによって多くの負担を現役世代に求めることができれば、後期高齢制度に該当する人の費用負担は少なくても良いわけで、本人から見えにくい(=クレームが少ない)形での集金が可能となります。
したがって後期高齢制度導入には、メタボ検診の「厳しい基準」によるの設定とそれによる「多額の支援金」が不可欠となっているわけです。
もともと「科学的根拠はない」と言われていたメタボ検診の基準ですが、制度設計上の必要性で決められたものと思われます。
またメタボ検診の項目に腹囲が入ったのは、日本の医学会の有力な先生の面子を潰さないように……と言うことも言われていますし……。
メタボ検診に投入する税金を後期高齢制度に投入した方が制度維持の面からは効率がいいはずですが、このような制度を作る際の審議会には医療機関の代表者が入っていますから、検診で収入が増えるならと検診導入を勧めたのでは……と色々疑ってしまいます(検診では「医療ミス!」と言って訴訟になるリスクは少ないので、医療機関経営者にとってはオイシイのでは?)。

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 (この絵については、こちら

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 ※参考(読売新聞):「男85センチ、女90センチ」メタボ腹囲 根拠なし
 ※参考(毎日新聞):<メタボ健診>腹囲基準根拠ゆらぐ 3万人データ解析で
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