【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【社会】所謂「薬害訴訟」について #03
2011年02月13日 (日) | 編集 |
前回【注①】の続きです。

では、
 ・B型肝炎訴訟
 ・イレッサ訴訟
 ・薬害エイズ訴訟
が、根本的に異なっているということについて書いていきます。

まず押さえておかなければならないのは、以前【注②】書いたとおり、その対象者の違いです。
以前も書きましたが、整理のために再度、書きます。

B型肝炎訴訟については、予防接種によって発生していますから、基本的には「病気でなかった者が、病気になってしまった」という問題です。
そういう意味では、対象者は「健康な状態の者」です。
イレッサ訴訟については、肺癌治療に対する治療薬の問題ですから、対象者は肺癌という「重大な身体異常を持った者」です。
そして薬害エイズ訴訟については、前回書いたとおり血液凝固異常というハイリスクな病気に対する治療薬の問題ですから、対象者は血液凝固異常という「重大な身体異常を持った者」です。
したがって、
 (1).元が「健康な状態の者」を対象とするB型肝炎訴訟
 (2).元が「重大な身体異常を持った者」を対象とするイレッサ訴訟と薬害エイズ訴訟
に分かれます。

次に病気の発生した原因についてです。
B型肝炎訴訟については、最大の焦点となっているのは注射器の使い回しですから、そもそも「薬害」とか「副作用」とか……そういうものとは別の問題です。
イレッサ訴訟については、肺癌治療に対する治療薬の副作用が問題となっています。
薬害エイズ訴訟事件については、薬剤そのものの反応が問題なのではなく、原料として使用した人血に「その時点では認識されていなかったウィルスが混入していた」というものですから、薬剤そのものの副作用の問題とは言えません。
したがって、
 (1).薬剤の反応を原因とするイレッサ訴訟
 (2).原因が薬剤の反応とは言えないB型肝炎訴訟と薬害エイズ訴訟
に分かれます。

続いて発生した病気についてです。
B型肝炎訴訟については、予防接種時に注射器を使い回しにより、B型肝炎ウィルスに感染したものです。
イレッサ訴訟については、肺癌治療薬イレッサを投与されたことにより間質性肺炎が発生したものであり、承認時点で「発生する可能性がある」とされていたものです。
薬害エイズ訴訟については、非加熱製剤の使用により「その時点では何なのか?よくわからない病気になってしまった」というものです。
したがって、
 (1).承認時点で既に存在が明らかになっていた病気に感染したB型肝炎訴訟とイレッサ訴訟
 (2).承認時点では、そのような病気の存在が明らかになっていなかった薬害エイズ訴訟
に分かれます。

そして、これらは
 (1).国の施策として実施された予防接種に起因するB型肝炎訴訟
 (2).国の施策とは関係ないイレッサ訴訟と薬害エイズ訴訟
に分かれます。

ここに書いた4条件は、その発生から発生する環境を含めた大枠のことですが、
 ・B型肝炎訴訟……1-2-1-1
 ・イレッサ訴訟……2-1-1-2
 ・薬害エイズ訴訟……2-2-2-2
となり、本来は考え方を整理して対応し、対策を練らなければなりません。

また、その当時の環境について書いておけば、
 (1).ドラッグラグとは無縁なB型肝炎訴訟
 (2).ドラッグラグとは全く無縁とは言えないイレッサ訴訟と薬害エイズ訴訟
に分かれます。
ただし(2)については、
 ・イレッサは、報道等によって「夢の新薬」と言われ、患者団体が早期承認を求めて(これにより圧力が掛かった可能性もありますが……)、短い治検期間で承認されたもの
 ・非加熱製剤は承認後にエイズという病気が認識されたものであり、ドラッグラグは次の薬剤である加熱製剤に関するもの
という違いがありますから、3者ともバラバラと言えます。

これらから考えると
 (1).B型肝炎訴訟は、賠償を求めるもの
 (2).イレッサ訴訟と薬害エイズ訴訟は、本来は補償を求めるもの
に分かれなければなりません。


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【注①】
 ※参考:【社会】所謂「薬害訴訟」について #02
【注②】
 ※参考:【社会】国会での「薬害エイズ事件」を例にした発言について
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【政治】民主党政権 #07-12(政治と金)
2011年02月13日 (日) | 編集 |
結局、どこまで行ってもコノ問題をキチンとしない限り、民主党政権が安定しません。
愛知・名古屋の選挙で民主党が惨敗した結果、出てきたのもコノ話のようです。【注①】
記事にあるように、この惨敗で再びターゲットになったのが小沢氏であり、岡田幹事長は小沢氏の問題にけじめをつけられないことが愛知での惨敗の原因になったとの考えを示したようです。
本当にそうなのでしょうか?
個人的には、それよりもマニフェストの破綻の方が影響は大きいと思うのですが……。
しかし民主党内では、そのことは触れることはできないでしょう。
ただ何が原因かはわかりませんから、小沢氏の問題を片づけてみて状況を把握してみるのも民主党内の問題点を整理するという意味では……手としては良いかもしれません。

しかし……そこでキチンとできないのも民主党です。
小沢氏の問題への対応をどうするか?によっては、民主党内で大きな波が発生する可能性があります。【注②】
そのRISKをどう考えるのか?
これが、これまで小沢氏の問題が長引いている原因です。
要するに執行部としては、小沢氏の処分を求める世論の声をバックに厳しい情勢を元代表処分で挽回しようと思っている一方で、処分に踏み切った場合には小沢氏のグループの造反を招く危険がある……ということです。【注③】
菅政権は、社民党を取り込んで衆院で3分の2の議席を確保し、2011年度予算関連法案を衆議院で再可決して成立させることを模索していますが、これには小沢氏のグループの票が必要です。
これを天秤に掛けなければならない……。
また、これに呼応するように野党も攻勢を強めています。【注④】
国会を乗り切っても、統一地方選挙があります。
ここで惨敗しては、何もならない……それは民主党が一番よくわかっていると思うのですが……。

そんな状況になって……菅首相が処分問題めぐって小沢氏と直接会談するそうです。。。【注⑤】
「笑う」というか「呆れる」というか……。
どこの世界に処分の対象となっている者と処分を決定する最高責任者が会談して、どうしよう?と相談する者がいるでしょうか?
聞いたことがありません。
それでも、問題発生の初期であれば「事情を聞く」ということもあるでしょうが、今になって最高責任者が何をするのでしょう?
理解不能です。
手詰まりになって、あげくがコレでは……。

そして実際に会談してはみたのですが……結局は何も進展しませんでした。【注⑥】
報道でわかる範囲では、処分を下す最高責任者(民主党党首)がしたことは「裁判が済むまで党を離れてくれないか」と自発的な離党を要請したことだそうです。
処分するのかどうか?という問題で、なぜ「要請」なのでしょう???
意味がわかりませんが……。
では、民主党内でどういう話になっているのか?と言えば、
【菅首相】
 ・(離党しない)理由は本人から聞いてほしい。党役員会で岡田幹事長から今後(の対応)について提案が行われる。岡田幹事長を中心に方向性を提示してもらう。あまり時間をかけないというのが、役員会全体の理解だ。そう長く時間をかけず、決着をつけたい。
【岡田民主党幹事長】
 ・党役員会が14日にある。反対意見が出ても最終的には円満にまとまると考えている。(小沢元代表は)強制起訴され、秘書が3人逮捕された。役員会での決定や首相の説得にも現時点では応じていない。裁判の結果が出るまで何もしないのは、公党として責任を欠いた行為だ。
【鳩山前首相】
 ・「自発的な離党を求めたら『自発』ではない。強制だ。言葉の矛盾に気が付かなければいけない」と批判。
【輿石氏】
 ・「小沢氏への処分はまったく必要ない」
【小沢氏、鳩山氏、輿石氏】
 ・「深刻なのは小沢問題ではない。政権がどうなって行くかの方がよほど心配だ」
【近畿の民主党府県連関係者】
 ・「地方がいうことではない。とらえ方が難しい」
 ・「早く、わかりやすくという国民からの指摘は謙虚に受け止めて」
【土師大阪府連幹事長】
 ・「菅首相は小沢元代表に『けじめをつけてほしい』と思っているのだろうが、この問題は地方がとやかくいうことでない。今後事態がどう動いていくかは分からず、とらえ方が難しい」と言葉をにごした。
【山本京都府連事長】
 ・「地方には処分についての権限はない。処分は党本部のけじめの問題」と明言を避けた。
 ・「いずれ司法の場ではっきりするにしても、国会議員として国会の場で説明に応じる方がよかった」
 ・党本部、小沢氏双方に対し「けじめを付けるのに時間がかかるのは分かるが、早く、わかりやすくという国民の皆さんからの指摘は謙虚に受け止めるべきだ」と話した。
【藤井兵庫県連幹事長】
 ・「国の来年度予算を決める大切な時期になっているだけに、(小沢氏には)党にとって何がベストかを考えた行動をしてほしい」と話した。
という雰囲気のようです。【注⑦】

そういうゴチャゴチャになっている民主党内ですが、この状況では国会審議に影響が出るということがわからないのでしょうか?
必要なのは、民主党内での小沢氏の処分ではなく、国民が求めている小沢氏からのキチンとした説明です。
菅首相は「小沢氏処分にあまり時間かけない」と言ってはいますが、それは当然の前提でしかなく、民主党の安住淳国対委員長は証人喚問を拒否しているおり、国民新党は反対、社民党も消極的なことから国会での説明はなされないまま、国民目線とは違うところで話が進みそうな気がします。【注⑧】

これだけの状況になってしまったのは、国会でキチンと説明しなかったから……それだけの理由です。
裁判における有罪/無罪とは別の話だと、民主党内が理解できているでしょうか?
民主党内では、処分をどうするのか?という話が具体化しているようです【注⑨】が、国民が求めているのは処分ではなく説明です。
処分云々よりも国会の場でキチンとした説明……その場を作るのが政権与党の仕事のはずです。
しかし……それに抵抗しているのが与党では……話になりません。
その上、出てきた藤井官房副長官の問題。【注⑩】
色々言っていた割には……結局、民主党も「お金まみれ」なのでしょうか?
こちらは「知らない」の一点張りでキチンとした説明をしない状態です。
民主党はいつまで国民に背を向け続けるのでしょうか???


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【政治】民主党政権 #01-17(責任)党首討論
2011年02月13日 (日) | 編集 |
菅首相が就任後、初めて党首討論に臨みました。
ようやく……です。
遅きに失したと言うしかありません。

さて、この党首討論ですが、菅首相のダメダメぶりが国民の前に曝されてしまいました。
自民党谷垣総裁から4月までに社会保障制度の改革案を示すとしている点について「まとめられなければ責任をとって辞めるのか」と迫られたことについて、菅首相は「案を出したら与野党協議に乗ってくれるのか」などと逆に質問し、責任問題への回答を避けました。【注①】
討論でしてはいけないこと、その代表的な行為が「相手の質問に答えないで、質問をする」ということです。
したがって菅首相の態度がコレでは、今回の党首討論は「討論」ではありません。
これは「とりあえず党首討論をしたように見せかけよう」としているだけであって、言い換えれば「党首討論をしたというアリバイ作り」をしたに過ぎません。
そもそも討論は、質問に対して回答を出した上で相手に質問を返していき、話を拡げていく、または深めていく……そういう行為です。
したがって、菅首相の行為は「討論」を知らないか?もしくは「討論」する気がない……そういう行為に過ぎません。
党首討論は、各政党の党首が与党党首に対して「今後、どうするのか?」を問い、それに対する回答を受けて話が拡がっていくものです。
質問への回答なしに、何を語ろうとしていたのでしょう?
菅首相は、谷垣総裁相手に話をしているつもりなのでしょうが、与党の党首が公の場で語るということは国民に対して語っているということと同じです。
そこで質問への回答をしないという行為に出たことは、国民に語る気がないという暴挙に出たことと同じです。

さて……その党首討論ですが……、完全に民主党の惨敗です。
一番言われたくないこと、要するにマニフェストの破綻ですが、これを言われて【注②】正当性を問われては何を反論しようと意味をなしません。
谷垣総裁の「マニフェスト(政権公約)を作り直して国民の声を聴くことが必要だ」に対して「議論もしないで『まず解散だ』と言うのは国民より党の利益を優先させる提案だ」と述べましたが、正当性のない与党に何かを決定する権利はありません
そもそも目的は手段を正当化しません(また後で書きます)。
現状の民主党政権は国民の支持率も低く、衆議院選挙以降の選挙では負けてばかりですし、直近の国政選挙では惨敗しています。
菅首相は、平成20年8月民主党代表代行時代、当時の福田政権を「政権はそう遠くない時期に運営ができなくなってしまうのではないか。それを正面突破するとすれば『早期の解散』ということになるし、結果として『のたれ死』にする可能性も強くなっている」評しましたが、この言葉がそのまま現在の菅政権の状況を表しています。
かつて「ブーメラン」という名を付けられた菅首相ですが、どうも……菅首相という人は、相手を攻撃するために言った言葉が跳ね返ってきて自分に突き刺さる……そういう人のようです。
「他人のフリ見て我がフリ直せ」と習わなかったのでしょうか?

マニフェストについては、公明党の山口代表にも『破綻しているのは明らかで「契約違反だ」』と厳しく追及されていますが、この時も菅首相は話をそらし、税と社会保障の一体改革への与野党協議を呼びかけるばかりでした。【注③】
「民主党に」なのか「菅首相に」なのかは不明ですが、討論する気はないのでしょう。
相手の問いに対してキチンと回答しないで、自分の言いたいことだけを口にするのでは、何も進展しません。
与党と独裁者を間違えているのではないでしょうか?
国会を運営して行くのは与党の責任であって、それが上手く行かないからといって野党に責任転嫁していてもダメです。
あくまでも正常に国会を運営するのは、与党の仕事であり責任です。
今回の党首討論の最大の間違いは、野党の協力がほしいはずの菅首相が喧嘩腰とも言える姿勢で討論に臨んだことでしょう。【注③】
民主党内に「菅さんらしさが出た」という見方があるようですが、何を考えているのでしょうか?
今、必要なのは、国会をキチンと運営することではないのでしょうか?
それを喧嘩腰で話をしては……。
明かな戦略の選択ミスですが、公の場での行為だけに取り返しがつきません。
上手く運営できないのであれば、どうすれば良いのか?を聞いて、考えなければならない。。。当たり前のことだと思うのですが、民主党政権は当たり前のことをしないでいて、ブツブツ言っているだけ……それが現状です。
要するに与党としての仕事ができていない、責任を果たせていない……そういう状況なのだと認識すべきです。

物事には順序があります。
そもそも国会で重要なことを決めることができるのは、国民の支持があれば……という前提があるからです。
現在の与党は民主党ですが、間違ってはいけないのは衆議院選挙で支持されたのは民主党でも民主党議員でもなく、民主党のマニフェストであるということです。
それがマニフェストを掲げた選挙です。
その土台であるマニフェストが破綻しているのですから、土台の作り直しをするのは当然です。
そういう意味では、谷垣総裁の「順序が逆なんじゃないか。マニフェストが破綻している。この処理を後回しにするのは順序が違う」という発言は、当然の指摘です。【注④】
コレに対する菅首相の発言は「順序が逆というのは理解できない。一体改革は一刻も早く改革案をつくり、実行に移すことだ」というものでした。【注④】
確かに重要な目的として「税と社会保障の一体改革」は挙げられるでしょう。
しかし目的は手段を正当化しません
それは、警察や検察が「犯罪の一掃」という目的のもとで、偽の証拠をでっちあげたり、報告書にウソを書いたり、法廷で偽証するなどの手段が是認されるわけがなく、それらは否定されるべき行為であることが分かれば、理解できることです。
これらの行為は、思い込みか……もしくは職務に忠実なあまり「目的が手段を正当化する」と思うところから発生します。
しかし、決して是認されるべき行為ではありません。
もし、民主党の行為を是認するのであれば、これらの行為も是認されることになります。
あくまでも目的は正当な手段によって達成されなければなりません

この党首討論についてのコメントですが……的を射ているのは、公明党の山口代表の「答弁をはぐらかし逃げる、地位にしがみつく、人のせいにする。首相の政治姿勢が随所に表れた。こうしたリーダーの下で、国民が大事な課題を進めようと思うかどうか疑問だ」という意見だけでしょう。【注⑤】
また今回の党首討論については、谷垣総裁の『「八百長に乗れ!」と言われて「ハイ!」というわけにはいかない』という内容の発言に集約されます。
上にも書きましたが、マニフェストを掲げた選挙で与党になった以上、間違ってはいけないのは衆議院選挙で支持されたのは民主党でも民主党議員でもなく、民主党のマニフェストであるということです。
そして、そのマニフェストには工程表が示されており、それがキチンと守られていないのであれば、契約相手と変更協議をするのは当然ですし、場合によっては契約解除もあることです。
民主党内にも法律の専門家や事務を専門にしていた人はいると思います。
そういう人から見て、この状況はドウ見えているのでしょうか?
これ以上、菅首相(または民主党)が『権力にしがみついていたい様』を国民に曝すのは、国民のためにも民主党のためにもならないと思います。


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