【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【医療】国保と健保 #07
2011年03月03日 (木) | 編集 |
前回【注①】の続きです。

これが国保と健保を比較した場合の不公平です。
では「なぜ保険料に差が出るのか?」です。

一つは、最初から書いていますが「医療費総額の差」です。
これは原則論ですが、健保に属する者は雇われているために周囲の者との関係の中で休暇を取ることになります(組織の内外を問わず、スケジュールを調整して)し、休暇を取るために申請行為を必要としますから「少し風邪気味だなあ~」とか「ちょっと腹が痛いなあ~」では医療機関(病院、診療所等。以下、同じ)には行きません(行くことができません)。
これに対して自営業では、ある程度は自己都合で休暇をコントロールできます。
この差が、医療機関へのアクセスの度合いを変える要素となり、医療費総額の差となります。【注②】

もう一つは徴収方法の問題です。
前に書いた【注③】ように、健保は給料からの引き去りですし、国保は自主納付です。
そうなると滞納する率に差が出ます。
保険料で集めなければならない額は『(医療費として必要となる金額-窓口負担分)÷2』で算出され、これを何らかの数で割り戻したものが一人当たりの保険料となります。
これが基礎数値なのですが、滞納する者が出ると不足してしまいますので、その分を上乗せしておく必要があります(そうしなければ、医療機関への支払いができません)。
したがって、滞納者分を上乗せされている部分に差が出ます。

これらが保険料に差が出る要因です。

(続く)

 medical(S).jpg
 (この絵については、こちら

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【注①】
 ※参考:【医療】国保と健保 #06
【注②】
 ・医療施設へのアクセスの具合については、医療施設が多くある地域では一人当たりの医療費が高額(当然、同規模の自治体であっても医療費総額も高額)となり、医療施設が施設が少ない地域では一人当たりの医療費が少額(当然、同規模の自治体であっても医療費総額は少額)となる傾向になることからもわかります。
【注③】
 ※参考:【医療】国保と健保 #02
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【政治】民主党政権 #03-23(政権運営)
2011年03月03日 (木) | 編集 |
相変わらず……野党に攻撃のネタをバラ撒いている民主党政権です。

民主党は、特例公債法案など2011年度予算関連法案の衆議院での採決先送りを野党側に示しました。
これについて自民党の石原幹事長は「与党が予算審議の途中でこんなことを言うのは初めて。責任を放棄しており、内閣総辞職や解散に値する」と批判しました。【注①】
確かに……急いで予算を通さないと景気に影響する!とか言いながら、先送りとは……。
先送りを決定した民主党ですが、江田法相は「財政を苦しくした責任は、今の野党にもある。国民の声を聞いてみようと考えている」と述べ、関連法案の不成立で予算執行が困難になれば、批判は野党にも向かうとの考えをにじませました。【注①】
この無責任な態度は……。
先送りを決めたのは民主党政権であり、討論を放棄したのですから責任転嫁は止めるべきです。

また江田法相は「予算ができたのに、執行するための法案を野党がつぶせば景気がまたぐじゃぐじゃになる。その道を選ぶのか」と野党側の対応を牽制しています。【注②】
予算ができたとは、どういう意味なのでしょう?
赤字国債頼りの予算なんて、誰が望んだのでしょう?
予算の組み替えや無駄の削減で施策を実施する、それが民主党に求められたものです。
それを思いっきり赤字国債頼りの予算を組むなんて……。
意味がわかりません。
その上で「国民は、衆参ばらばらで予算も執行できないことをやれと言って選挙の答えを出したわけではない。与野党がもっと相談し、いい答えを出すように努力しなさいとの思いでねじれ国会をつくった」と勝手な解釈をしています。【注②】
国民は、民主党の夢物語に付き合いきれなくなった……というだけのことです。
もっと言えば、民主党に政権担当能力がないということがわかった……ということです。
そのことを早く認めるべきです。

さて、自民党の大島副総裁は「菅首相は民主党内から『辞めろ、統一地方選が戦えない』と言われると、伝家の宝刀を抜かないとも限らない。3月末から4月初めのわずかな可能性が出始めている」と述べました。【注③-A】
統一地方選を控えている民主党関係者には、現状は最悪でしょう。
身内に敵がいるのと同じですから、これでは戦うことはできません。
そういう状況を無視して政権にしがみついているのですから……自らの保身しか頭にないのでしょうか?
その状況で民主党の小沢元代表は「政治状況は内外とも混沌としている。総選挙にならないとも限らない」とも語り、菅首相が衆院解散に踏み切る可能性に言及しています。【注③-B】
小沢氏のこの発言に……何だか……危険な匂いがするように感じるのは、私だけでしょうか?

そして民主党内では言論統制が始まったようです。【注④-A】
民主党執行部は所属全議員に対して、メディア出演の際には番組名やテーマを届け出るよう求めた上で「野党を利するような発言には注意を」とする文書を配布していたようです。
要するに……党内にまとまりがなく、執行部とは異なる見解を表に出されては困る……そういうことでしょう。
政党は色々な考えを持った個人の集まりであり、その中で議論を交わし、より良き方向を見つけだしていく……それが当たり前の姿です。
自公政権時代、色々なメディアに国会議員が出ており、方向性の違う主張をぶつけ合っていました。
民主党が危険なのは、異分子を認めない……その姿勢です。
だから異なる主張は認めず、議論もできない。
それが国を支える政党の姿でしょうか?
そして造反を封じるために予算委員会のメンバーを入れ替えました。【注④-B】
議論を封じる行動で予算を通す……その態度は民主主義国家の与党が取るべき行動ではありません。
これでは考え方に偏りが生じますから限界点は低いと言わざるを得ません。

その政権運営について限界を感じている人は多いでしょう。
その限界点に達した結果、身動きが取れなくなっています。
民主党の岡田幹事長は「28日の採決を安住氏に指示した」との報道がありましたが、予算関連法案について「参院で否決されたら、国の運営、国民生活に極めて大きな影響が及ぶ。できれば(予算案と)一緒に(参院へ送付したい)と思っているが、野党の理解が得られないなら(予算案からの分離も)やむを得ない」として一時は採決を先送りする方針に転換し【注⑤-A】、与野党の合意を目指していましたが、結局は強行路線に戻りました。【注⑤-B】
まあ……民主党内でさえ意見をまとめることができない【注⑤-C】状況ですから、仕方ないのでしょうが……。
対する野党ですが、4党(自民、公明、みんな、たちあがれ日本)は中井衆院予算委員長の解任決議案を衆院に共同提出【注⑤-D】し、さらに自民党は平成23年度予算案の組み替え動議を衆院予算委員会と衆院本会議に提出する方針を決めました。【注⑤-E】
で……さらに会議では、参院幹部が「院として予算案を受け付けないことも考えている」と説明し、衆院予算委員会と本会議で可決されても関連法案と一体で送付されない限り参院では受領しないという考え方を提示されました。【注⑤-F】
こうなった時の取り扱いがどうなるのか?わかりませんが……。
そもそも議会で議論をしないで強行採決に向かえば、こうなることはわかっていたと思うのですが……。
独善で突っ走ろうとして止められる……それを何度繰り返すのでしょう?
その独善の結果、民主党内で造反が発生し、その処分を考えている【注⑤-G】ようですが、この事態は菅首相(党首)や民主党執行部の統治能力の欠如が顕著だっただけに仕方ないことです。
そもそも政党が処分でしか統治できないのであれば、既に崩壊していますし、党内を治めれなかったことに起因するのですから、まず処分されるべきは菅首相(党首)を始めとする民主党執行部でなければなりません。
それを棚に挙げて「処分だ!」と口にする時点で、人の上に立って仕事をする器ではないということです。
また、この事態は参議院で関連法案が否決された場合の再可決が厳しくなったことを意味します。【注⑤-H】
現時点で民主党執行部が16人に何らかの処分を与えた場合、再可決は絶望的になりますが、何も処分をしないというわけもいきません
結果は……16人が集団離党に踏み切ることを懸念する声もあり、代表格の渡辺衆院議員を3段階ある処分の中で最も軽い党員資格停止処分(6カ月間)とし、他の15人については処分とは別の「措置」にあたる厳重注意厳重注意とする方針としたようです【注⑤-I】が、民主党内では「甘すぎる」との声が上がっているようです。【注⑤-J】
で……執行部へのペナルティは?と思うのですが、そこをキッチリしないのが民主党なのでしょう……「甘すぎる」どころか「大甘」です。
そもそも自分達の主張だけを通すのが国会だという独善で固まっているいるためであり、議論ができない(する気がない)ことに起因しているはずなのですが……。
このような態度を与野党間でも党内でも繰り返しています。
失敗を失敗として認めて反省すれば良いのですが、なまじ与党となり権力を手に入れただけに……それができないのでしょう。
しかも……官房長官が首相を支えていません。【注⑤-K】
枝野官房長官は論客とされてきましたが、何に関してもやり過ごすような態度を取っており、首相をフォローするような対応をしていません。
これでは政権運営が上手くいくはずはありません。
このような党運営に対して、とうとう離党者が出るようです。【注⑤-L】
民主党の佐藤衆院議員は小沢元代表を支持する衆院当選1回生による「北辰会」のメンバーの一人です。
これが引き金になって党内から離党者が続くと政権運営そのものに影響が出ます。
そうでなくても衆議院で2/3を確保しなければ立ちゆかない状況ですから、崖っぷちに追い込まれました。

与野党の協議が整わないまま予算案を参議院に持ち込んだ民主党なのですが、野党からキツイ一発をもらうことになります。【注⑥-A】
山口公明党代表は
 ・歳入面で裏付けを持つ歳入法案が分離され、予算だけ採決に至ったのは実質的意味を欠く。予算案だけを参院に送ることで審議がスタートできるかどうか疑義が生ずる。
 ・(衆院で歳入を裏付ける予算関連法案、参院で予算案の審議が行われる国会運営を念頭に)両方の審議に共通する重要な閣僚は財務相であり、財務相の取り合いになりかねない。そういうことが見通せるはずなのになぜ分離して送付するのか。
と非難しました。
まあ……おっしゃるとおりです。
そもそも歳入・歳出一対でなければ予算とは言えず、それを実行に移すために法整備が必要であれば分離しても意味がありません
とりあえず「参議院には送ってある」というアリバイ作りなのでしょうが、そんなアリバイ作りをしても国民生活には影響はありませんから、姑息な手段としか表現できません。
それに……こんなことをすれば一層ねじれはキツくなるだけですから、状況の悪化は民主党が起こしていることとなります。
協議したいのであれば、それなりの対応が必要なのでしょうが、そういう調整能力がない……これは政権担当能力がないということなのですが……のでは、状況は好転しません。
党内調整もできないのですから、与野党協議が上手く行くはずはありません。
で……予算案の衆議院通過を強行したものの、その後の展望は何もありません
要するに「その場しのぎ」の愚を続けているわけです。
この行為に野党は強く反発しています。【注⑥-B】
【石原自民党幹事長】
 ・予算関連法案をすべて衆院に留め置いて、フレームだけの予算案を参院に送ったことは、憲政史上許し難い暴挙だ。
 ・菅内閣は自壊しており、国民の気持ちとかけ離れている。
【山口公明党代表】
 ・歳入を裏付ける法案が送付されていない状況で、参院が(予算案を)審議できるわけがない。
 ・我々は本気で怒っている。
これでは火に油を注いだだけですから、協議が整うはずがありません(あるとすれば野党案の丸飲みだけでしょう)。
そもそも歳入が決まっていない状況で、何を議論しろ!と言うのでしょう?
家計でも「どれだけ収入があるから、どう使うか?」を考えるのですから、自分のお金でないものについては慎重であるべきです。
しかし……そういう感覚も持っていない。
これでは民主党政権が実施している(しようとしている)施策は、バラマキと言われも仕方がありません
そんなことも考えないで衆議院で強行採決してしまったため、余計に時間を要する結果となっているのが現状です。
それも枝野官房長官の「(野党が求める予算案と関連法案の一括処理について)現行憲法下ではむしろその方が異例だった。(分離処理が)特別のことだとはまったく思っていない」という下手な反論付きであり、参院議院運営委員会の理事会で「至らぬ表現で誤解を招いた。訂正して陳謝する」とし、予算関連法案の採決を先送りし、予算案だけを参院に送付したことについても「本来なら一括して送るべきだった」と述べることとなっては、攻撃目標が一つ追加されたことになります。【注⑥-C】
結局は、民主党執行部の無策無能さが原因で国会での審議が進まないということなのですが……。
で……参議院から思いも掛けない抵抗を受けてしまいました。
西岡参院議長(民主党)は、民主党が赤字国債を発行するための特例公債法案など歳入に関わる予算関連法案は予算案と同時に参院に送るのが慣例であるにも関わらず、関連法案の衆院再可決に必要な3分の2の議席確保にめどが立たないため、野党説得の時間稼ぎという意味もあって関連法案の送付を遅らせ、予算関連法案を予算案と同時に通過させなかったことから、1日に衆院を通過した予算案を衆院通過から1日遅れで受領したようです。【注⑥-D】
これに対して羽田民主党参院国対委員長は「憲法に違反する。議長の判断を認めるわけにはいかない!」と批判しているようですが、憲法に「受領しなければならない」と書いてあるのでしょうか?
そもそも「不正なものは受け取らず、差し戻す」のが当然です。
確かに西岡参院議長は民主党所属の議員でしょうが、参院議長として「受け取ることが妥当なのか?」を判断する必要があります。
これは、あくまでも参院議長として判断することであって、民主党議員として判断することではありません。
ですから、この発言は問題だと思います。

そんな状況で参議院に予算案を送ってみたのですが……野党のメンバーは参議院の方がキツイ人が揃っています。【注⑦-A】
自民党参院執行部では、予算関連法案がすべて送付されるまで参院として予算案を受理せずに放置し、年度内成立を阻もうという作戦を検討していましたが、年度内成立を阻んだところでその効果は限定的な上、「国民のための予算を人質に取った」と逆に野党が批判される可能性が大きいため、自然成立するまでの30日間を徹底的に審議に費やし、政府・与党を追い込んだ方が得策だとの判断に傾いたようです。
野党は切り札として首相や閣僚の問責決議案を持っており、最も効果的な時期を見計らって問責決議案を提出する考えを示しています。
まあ……支持率20%を切っている現状でも問責決議が可決されれば身動きが取れなくなるでしょうが、これ以上支持率が下がった状態で首相の問責決議が可決されれば対応不能になるでしょう。
そのタイミングを統一地方選をターゲットにしながら考えることができますから、野党有利な情勢です。
一方で民主党政権は「つなぎ法案」提出の検討を始めています。【注⑦-B】
こんな状況では、議会がキチンと機能するはずはありません。
また上記のように野党がタイミングを計りながら攻撃できる以上、現状維持は民主党全体にとってデメリットが大きいように思います。
まあ……国民にとっては、デメリットだらけですので、「つなぎ法案」を可決して衆議院を解散してほしいと思います。
また安住民主党国会対策委員長は「野党にはバラバラ感がある。自民党は必ずしも野党の代表ではない」と述べ、各委員会で自民党以外の野党との交渉を重視するよう指示したようです。【注⑦-C】
国会を何だと思っているのでしょう?
そもそも与党がしなければならないのは、野党第1党との政策協議です。
少なくとも国民新党に投じられた票より自民党に投じられた票の方が多いのですから、それを無視することがどういうことか?わかっていないのでしょうか?
これは「野党に投じられた票は無効票と同じだ!」と言っているのと同じであり、それは「与党を応援しない人は国民ではない」と言っているのと同じです。
そんな状況ですからマトモに審議が始まるわけがなく、1日に衆院通過したにも関わらず審議入りは4日以降にずれ込むことになっています。【注⑦-D】
野党は前田武志予算委員長に対し、4日に参院予算委を開催するよう要求し、応じない場合は前田氏の解任決議案を提出することで一致しています。【注⑦-E】
しかし民主党では「野党に譲歩してまで審議入りし、政府の失点を追及される必要はない」と話しているようですが、議会を何だと思っているのでしょうか?
議論する気がないのであれば、議員バッジを外してほしいものです。

そんな中、民主党内には
【小沢民主党元代表】
 ・このまま解散・総選挙になれば、まさに一昨年とは全く逆の風の中で選挙戦を戦うことになりかねない。
 ・政治は一寸先は闇だ。どのように政局が動いていくか分からない。解散・総選挙が現実になる可能性も非常に大きいのではないか。
 ・われわれが掲げた理想の旗が見えなくなったことに対する国民の批判を謙虚に受け止めるべきだ。
 ・一昨年の政権交代を目指した原点に立ち返り、政治に取り組まなければならない。
【輿石東参院議員会長】
 ・今、総選挙をやる状況ではないし、政治空白は作るべきでない。
 ・菅首相の早期退陣論について「混乱だけが先行することも考えられる」と否定。
と両面の意見が存在しています。【注⑧-A】
民主党の主張そのものには、それなりの意義があるでしょう。
しかし……手法があまりにも悪かった。
国民との契約を掲げたものの、それに現実がついてこない……というより、現実が許容できない契約を締結した以上、この状況の発生は予測できたものです。
そんな中、首相の座にしがみつく者、政権与党の座にしがみつく者……。【注⑧-B】
政治は、国民の支持というバックボーンなしには正当性はありません。
実際、産経新聞社とFNN実施した合同世論調査で、菅直人内閣の支持率は18・7%と過去最低を更新し、調査回答者の7割超が衆院解散か退陣を求めているという結果が出ました。【注⑧-C】
枝野官房長官は
 ・率直、謙虚に受け止め、その声に耳をかたむけ、与えられた任期の責任を果たすことで国民の信頼を回復したい。
 ・与えられた任期いっぱい最大限の努力をして国民の理解を得たい。
と述べていますが、この支持率では責任を持って事態に当たることができるような状況ではないということを認識すべきです。
それでも現状維持を続けるのであれば、それは無責任と言うものです。
もう少し責任を持ってほしいものです。【注⑧-D】


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