【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【社会】情報 #03
2011年08月31日 (水) | 編集 |
別項【注①】で、民主党政権について「無策無能」と書いていますが、その根本にあるのが『情報』を取り扱う能力が欠如しているということです。
これについては東日本大震災に関連して何度か書きましたが、緊急時に「できるだけ」キチンとした対応を取ろうとすると……まず必要となるのは情報の整理であり、それを活かす能力です。

まず「情報は活きている」ということを認識しなければなりません。
ここが理解できていません。
そもそも情報は「reference」ではなく「intelligence」です。
情報は「資料」ではないという理解が必要です。

では具体的にどうすべきだったのか?ですが(これも何度か書きましたが)……。
今回の原発災害において、東京電力が作成するのは、あくまでも「reference」です。
これを「intelligence」にするのが原子力保安院の仕事であり、それを公表するのが政府の仕事です。
細かく言えば、東京電力は生データを整理し、それを原子力保安院に提出します。
ここでは全てのデータを原子力保安院に提出しなければなりません。
ここで提出されるのは、あくまでも生データですから、そこには善悪の意味は付きません。
これが「reference」、すなわち資料です。
原子力保安院は、その「reference」により現状の把握と最悪および通常の場合の進行(影響)を考えます。
生データから作成された何らかの意味を持つもの……それが「intelligence」、すなわち情報です。
この段階では、いくつかの見通しが出ると思われますが、この段階では一次情報ですから、それでOKです。
それらを作成して官邸に提出します。
そして官邸は、提出された一次情報を読み解いて、「何をどう国民に知らせるべきか?」を考えて、公表に踏み切ります。
この整理が全くできていない結果、東京電力と原子力保安院と政府とが別々にマスコミに対して発言するという国際的な笑いモノになるような対応を取り、状況を混乱させてしまっています。
緊急時(または非常時)には、国の責任で公表するのが基本的な考え方です。
それができないのでは、危機管理能力が欠如していると笑われても仕方ありません。

ここで注意しなければならないのは、上記で「政府が公表したモノ」は、その時点で「reference」になってしまうということです。
状況は刻々と変化しますから、「intelligence」は常に変わります。
したがって政府には「何をどう国民に知らせるべきか?」という選択能力が問われます。
あまりにも状況と懸け離れたことを公表したのでは、デメリットやリスクを拡大させる要因にしかなりません。
しかし細かい変更は仕方のないことです。
今の時代、必要とされるのは……このような「reference」と「intelligence」を切り分けて考える能力【注②】であり、それを誰が取り扱うのか?を整理しなければなりません。


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【注①】
 ※参考URL:【政治】民主党政権
【注②】
 ・こういうことを言うと「パソコンを使えるヤツの言いそうなことだ」と言われることがありますが、これは間違った認識です。
 ・必要とされるのは、単純に『referenceを集めること』でも『referenceを分析すること』でもありません。
 ・必要とされるのは、「reference」を「intelligence」に変えていくことであり、導き出した「intelligence」をどう取り扱うのか?を判断することです。
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