【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【日記】こうめ
2011年09月07日 (水) | 編集 |
"こうめ"用のオモチャとして、猫キックを買ったことは以前書きました。

 ume@201109neko-kick07A.jpg

でも猫キックを"まーふぃー"が奪取してしまうので、"こうめ"が遊ぶことができません。
で、新たな"こうめ"用のオモチャを入手しました。
それがコレです。

 ume@201109neko-kick07B.jpg

キリン型です。
しかし……新しいので遊ぶ!と言わんばかりなのが"まーふぃー"。
旧バージョンに見向きもせず、新バージョンを奪取しています。
"こうめ"は、あまり気にならないようですが……。

 ume@201109neko-kick07C.jpg

せっかく買ってきたんだから、「どっちでも良いよ」って顔するのは……やめてほしいなあ。
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【社会】イレッサ訴訟控訴審について
2011年09月07日 (水) | 編集 |
肺がん治療薬「イレッサ(一般名・ゲフィチニブ)」の副作用により死亡した患者の遺族が、国と輸入販売元のアストラゼネカ(大阪市)に計7700万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が東京高裁でありました。【注①】

この件については、関連するものを含めて何度か書いています【注②】が、本質的にどうなんだろう?と思います。
国とアストラゼネカは「重い副作用の可能性について、承認時から十分に注意喚起していた」としています。
一方で患者遺族側は「副作用死の恐れは全く警告されていなかった。被害が繰り返されないよう適切な判断を求めたい」としています。

そもそもイレッサは、重症の肺癌患者に対する治療法であることが前提となります。
その意味では、イレッサ以外の選択をした場合と比較することが必要です。
また副作用の発生率も考えなければなりません。
これらをベースに考えなければ、冷静な判断とは言えないでしょう。

前に書きました【注③】が、『「……は安全(safe)である」と言う場合、これは『危険性がゼロ(zero risk / no risk)である』という意味ではありません。』ということを理解しておく必要があります。
その時の記事を引用しておきます。

何度も書いていますがriskは「マイナス要因が発生する可能性」のことです。
「可能性がゼロである」ということは、簡単に言えば「その原因となることをしない」ということでしかないことを知っておく必要があります。
わかりやすい例を挙げれば、「交通事故のリスクをゼロにしたければ、交通機関に関わらない」、つまり「人類が乗り物という道具を使わない」ことでしか確保することはできませんし、極端なことを言えばヒト同士がぶつかったことも含めるならば、移動という行為を禁止することでしか確保することはできません。


そもそも医療行為(治療だけでなく検診等を含む)は、何らかの侵襲【注④】性を持ちます。
薬だけでなく注射や胃カメラも侵襲性を持っていますし、手術については侵襲性が高いものです。
医療行為は、治療行為によるベネフィットと侵襲によるリスクを比較して、ベネフィットが大きいという理由で許可された行為です。
そう考えるとリスクがデメリットに変わったからと言って裁判になるのでは、医療行為の土台が崩れてしまいます。

そう考えると……そこに相応の悪意があるのかどうか?問題とされるべきはその点のみであり、その悪意を誰が持っていたのか?が追求されるべきだと思います。
これは交通事故により死亡者が出た場合を考えれば分かりやすいと思います。
例えば前方を走行している自動車に追突して、その車が崖から転落してしまい、運転者が死亡してしまった場合ですが、追突という行為が故意なのか事故なのかで扱いが変わります。
さて……多くの医療裁判は、この点を有耶無耶にして訴えれます。
まあ……事故であれば交通事故を紐解くまでもなく、自分と相手各々にどれぐらいの過失があったのか?が問われます。
根本的なところに立ち返れば、個体差は避けようがありませんから、通常の治療の中で発生したものであれば医療提供者側に大きな責任を問うことはできません。
これが本来、医療裁判の難しさのはずです(どうも違うところで難しくなっているような気がしますが……)。
これらをベースに医療裁判を進めなければ、riskが高い診療科を受け持つ医療従事者はドンドン減っていくでしょう。
これがマクロでは大きなriskであることを知っておかなければならないと思います。


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【注①】
 ※参考URL:イレッサ訴訟控訴審、原告・被告改めて争う姿勢
【注②】
 ※参考:【社会】国会での「薬害エイズ事件」を例にした発言について
 ※参考:【社会】イレッサ訴訟に関する和解勧告拒否の方針について
 ※参考:【社会】所謂「薬害訴訟」について #01
 ※参考:【社会】所謂「薬害訴訟」について #02
 ※参考:【社会】所謂「薬害訴訟」について #03
 ※参考:【社会】所謂「薬害訴訟」について #04
【注③】
 ※参考:【Risk Management】column / 「安全である」ということ
【注④】
 ※参考URL:侵襲@wiki

【注】
 ・ちなみにイレッサを服用して間質性肺炎や急性肺障害を発症した人は約4%で、亡くなった人は約1.6%であることがわかっているようです(2006年の調査報告)。
 ※参考URL:『抗がん剤の種類と副作用』

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