【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【仕事】統計によると…… #02
2011年09月21日 (水) | 編集 |
前回【注①】の続きです。

統計処理の問題についてですが、別項で書いた【注②】とおり……一つは統計処理をする側の問題です。
要するに「最初に導きたい答えがあり、その方向に向かうように設問を設定する」という手法を採っている調査が多い……ということです。
前回の例で言えば、「残留農薬は危険だと思いますか?」とか「残留農薬は怖いと思いますか?」と言う設問自体に問題があります。
どう問題があるのか?
何と比較して……』がない時点で問題がある、ということです。
この世の中のほとんどのものは、何らかのRISKが存在しますから、「危険でないもの」はほとんどないことになります。
したがって、このような質問に対する答えは、最初から「残留農薬は危険」とか「残留農薬は怖い」にしかなりません。
こんなことは少し考えればわかることですから、このような聴き方をする時点でリサーチリテラシーに抵触しています。

これに似たことは、色々なところで行われています。
例えば、ある自治体で箱モノを作ろうとした時に「■■は必要だと思いますか?」というアンケートを取りました。
そう聞かれれば「不要」と答えるはずはありません。
「"ない"より"あった"方がマシ」だからです。
したがって、このアンケートは最初から「■■は必要」という答えにしかならないものです。
この設問が「▲▲円の費用を必要とし、これを借金しますので、年間△△円の返還が必要となりますが、それでも■■は必要と思いますか?」というものであれば、答えは違ったモノになったかもしれません。

しかしながら……このようなレベルのものでも積み重なっていくと、いかにも「統計的には……」というものになってしまいます。
問題なのは、この段階です。
数値化すると、いかにも一般化されたものに見えてしまいますから、これは報道に載せやすいものと言えます。
これによって、報道に載ると間違ったイメージに拍車がかかります。
しかし、このような統計資料は実情を反映していませんから、本来の統計としての意味はありません。
したがって、このような統計まがいのものを基に考えるとミスリードすることになります。
そして、このようなミスリードによって方針決定をすると……当然のことなのですが間違った方向に進みますから無駄な浪費をすることになります。


(続く)


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【注①】
 ※参考:【仕事】統計によると…… #01
【注②】
 ※参考:【社会】リサーチ・リテラシー

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