

2018年06月02日 (土) | 編集 |
前回の続きです。
ところが……これらを権限と責任を持っている者(部署)が背負わないことが多いのではないでしょうか?
そして現場に責任を負わせるという状況は、少なくないでしょう。
特に評価/成果制度を導入した後は、その傾向が強いように思います。
理由は簡単……責任を負えば、自分の評価が下がるから……です。
その結果、権限だけを振り回して、責任を負わないという歪な環境ができあがります。
働きすぎが原因と考えられることにより、人が命を落としたと報道されることがあります。
休みなく、夜中まで働いて……という状況だったと後になって大きく取り上げられます。
でも、それはキチンと勤務状況を把握していれば、防げたことです。
また命を落とすまでではなくても、体調を崩す人はかなりの数になると思います。
それは仕事の量の問題だけでなく、仕事の質の問題もあります。
異動前はキチンと仕事をこなしていた人が、異動後に思ったような評価を受けられないのは、仕事の受け持ち量が多いか、仕事が合わないか、もしくは職場での人間関係の問題か……のいずれかのはずです。
それらのいずれも組織という視点で考えると、それは本人の責任ではなく、適材適所に配置できなかった側の問題でしかありません。
しかし……誰も責任を取っていないように思います。
これは「人を育てる」というテーマからは外れますから、これぐらいにしますが、そのような権限は使うが責任は持たないという環境では、人が育つはずはありません。
各々の素養を把握し、適切に配置しなければ、宝の持ち腐れになること……それは人件費の無駄遣いに繋がるのですが……は避けられないと思います。
(続く)
ところが……これらを権限と責任を持っている者(部署)が背負わないことが多いのではないでしょうか?
そして現場に責任を負わせるという状況は、少なくないでしょう。
特に評価/成果制度を導入した後は、その傾向が強いように思います。
理由は簡単……責任を負えば、自分の評価が下がるから……です。
その結果、権限だけを振り回して、責任を負わないという歪な環境ができあがります。
働きすぎが原因と考えられることにより、人が命を落としたと報道されることがあります。
休みなく、夜中まで働いて……という状況だったと後になって大きく取り上げられます。
でも、それはキチンと勤務状況を把握していれば、防げたことです。
また命を落とすまでではなくても、体調を崩す人はかなりの数になると思います。
それは仕事の量の問題だけでなく、仕事の質の問題もあります。
異動前はキチンと仕事をこなしていた人が、異動後に思ったような評価を受けられないのは、仕事の受け持ち量が多いか、仕事が合わないか、もしくは職場での人間関係の問題か……のいずれかのはずです。
それらのいずれも組織という視点で考えると、それは本人の責任ではなく、適材適所に配置できなかった側の問題でしかありません。
しかし……誰も責任を取っていないように思います。
これは「人を育てる」というテーマからは外れますから、これぐらいにしますが、そのような権限は使うが責任は持たないという環境では、人が育つはずはありません。
各々の素養を把握し、適切に配置しなければ、宝の持ち腐れになること……それは人件費の無駄遣いに繋がるのですが……は避けられないと思います。
(続く)
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