【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【社会】所謂「薬害エイズ訴訟」について #08
2011年10月30日 (日) | 編集 |
前回【注①】の続きです。

しかし……これに対するマスコミの報道が酷いものでした。
後になってマスコミが報道していたことは間違いばかりだったことが裁判でわかるのですが……。
どういう取材をしていたのか……。
その取材に対して、どういう審査を経て、報道に載せたのか?
まだ、テレビは「そういうもの」という考え方もありますが、新聞までも同じような報道をしていました。
これでは「日本に大衆紙はあるが、高級紙はない」と言われても仕方がありません。
その結果……「薬害エイズ事件」となってしまいました……。【注②】
これにより「誰かがいなければ発生しなかった問題」にすり替わってしまいました。

これに当時の菅厚生大臣(前首相)が謝罪してしまいました。
謝罪は「人為的に行ったことによってデメリットが発生した場合」に行うことですから、これによって日本では完全に「事件」へとシフトしてしまいます。

以前【注③】も書きましたが、本来、この時点で
 ・人工物に起因する被害⇔自然物に起因する被害
 ・その時点で認識されているもの⇔その後の研究によらなければならないもの
を整理する必要がありましたし、その整理の中で、例えば
 ・その後の研究によらなければならないものについては、研究結果が出るまでの間、どうするか?
 ・薬剤の投与を受けたことによって発生するマイナスの作用についての「補償」と「賠償」の考え方
等について、医師や学者を巻き込んで、国として方向性を決める必要がありました。
しかし、これは「誰かがいなければ発生しなかった問題」すなわち「事件」であってはできないことです。

もう少し科学的な視点を持ってほしいと思いますし、自分自身も持っていたいと思います


------------------

【注①】
 ※参考:【社会】所謂「エイズ薬害訴訟」について #07
【注②】
 ・正しくは「非加熱製剤の使用によるエイズの蔓延の事例」とか……そういうものでしょう。
 ・このような日本社会の傾向が、第2次世界大戦に向かわせたり、新型インフルエンザ騒動を起こしたり、民主党政権を誕生させたり……ということを引き起こしているのではないでしょうか?
 ・もう少しキチンとした対応が必要だと思いますが……。
【注③】
 ※参考:【社会】所謂「薬害訴訟」について #04【タイトル】


▼▼▼関連記事(続きを読むをクリックしてください)▼▼▼
【関連資料】

■血友病治療とエイズを取り巻く出来事
1978.08【日本】非加熱製剤を承認
1981.01【MMWR】アメリカでカリニ肺炎による死亡者の報告
1981.06【MMWR】アメリカでカリニ肺炎を報告
1981.07【Lancet】でカポジ肉腫の報告
1982.09【MMWR】AIDSと命名
1982.09【CDC】AIDSを「顕著な免疫不全、免疫機能低下と誘発するような他原因の不存在、日和見感染またはカポジ肉腫」と定義
1982.09【NHF】「血友病患者は決して自己判断で治療方法を変更してはならない(この時点では非加熱製剤による治療が主)」
1982.12【FDA】「現段階ではいかなる生物製剤基準の変更も勧告しない」と結論
1982.12【NHF】幼児(4歳以下)、バージンケース、軽症者については、クリオによる治療を推奨
1983.05【NHF】血友病患者のエイズ発症率は極めて低いので、患者は治療医師の処方どおり濃縮製剤あるいはクリオの使用を継続するように勧告
1983.06【WFH】「現時点では治療法の変更はしない、現在の治療を継続すべきである」と決議
1984.04【Lancet】モンタニエ博士、シヌシ博士らがエイズ患者から新しいレトロウィルスを分離を報告
1984.08【WFH】前年の決議を再確認
1984.10【NHF】4歳以下の乳幼児とバージンケースに限り、クリオによる治療を勧告
1985.01【CDC】AIDSを「エイズ原因ウィルスの検出または同ウィルス抗体の陽性の症状に見る日和見感染およびリンパ系腫瘍」と定義を改訂
1985.04【WHO】加熱製剤の使用を勧告
1985.12【日本】加熱製剤の製造を承認
関連記事
スポンサーサイト



テーマ:ひとりごとのようなもの
ジャンル:日記