【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【社会】協働 #02
2012年07月05日 (木) | 編集 |
以前、市民参画についてチョット書きました。【注①】
この市民参画と混同されて、何だかよく分からないものになっているのが協働です。

協働は、アメリカのインディアナ大学の政治学教授ヴィンセント・オストロムが、著作の中で『Coproduction』という用語を用いたことから生まれました。
Coproduction』の「Co」は「共同の、共通の…」という意味をなす意味があり、これをProduction(生産、産出、製造、製作)と結合させて生まれたものです。【注②】

さてさて……この協働が何故か政策的に利用されようとしています。
これが混乱の原因です。
wikiを見ていただけば分かるのですが、あくまでも『Coproduction』は概念です。
これを政策的な手法として考えるところに間違いがあります。
ここがどうも理解できていない人が多いように思います。

Coproduction』が難しいのは、これが「一緒に何かを作っていく」という意味を持つことであり、そのまま手法として取り入れやすいように感じる、もしくは意識的に取り入れようとすることができそうだからです。
しかし……再度書きますが、『Coproduction』はあくまでも概念です。
言い換えれば、概念でしかなく手法ではないということです。
例えば「命は重い」という概念は、そのまま政策的には使うことはできません。
「命は重い」という概念を社会として守るために、各種の政策的手法を用いなければなりません。
これが当たり前のことなのですが……。

ということで協働をそのまま政策的に使おうとすることは、あまりにも短絡的です。
上記の例で言えば、「命は重い」と書いた旗を振っているだけのことで、何の意味も持ちません。
いや……政策的にどうこうしようとして時間を費やすことは、間違った考え方を定着させていく時間を作ってしまうことになりますから、社会的にはマイナスでしょう。
外国語を日本語に訳し、それを社会的に取り入れようとする時には、キチンと意味を理解した上でなければ、大きな間違いの原因になるという一例です。

しかしながら……この概念はとても大切なものです。
正しく拡がっていくことを望みます。

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【注①】
 ※参考:【社会】住民参加型の……
【注②】
 ※参考URL:協働@wiki
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