【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【医療】医療崩壊 #02-03
2010年04月27日 (火) | 編集 |
前回【注①】の続きです。

日本の医療制度は、良くも悪くもコストがかかるように設計されています。
それは前回も書いたように医療機関とのアクセスが良いことが一因ですが、他方で「どれだけ医療機関に行って診療を受けても、医療機関に行かなかった人と比べて特別に保険料が高くなるわけではない」ということが要因として挙げられます。
これによって、本来であれば寝ていれば治るもの(風邪)であっても医療機関に足を運んだり、軽度の火傷やすり傷・切り傷まで医療機関で治療を受けたり……ということが発生しています。
また、夜間(救急)診療においても、上記のようなことで医療機関に足を運ぶ状況にありますから、コストがかかるのは制度設計上、仕方がないことです。

そのような制度を設計しておきながら、コストダウンを唱えては、どこかに歪みが出るのは自明の理です。
それが現状の医療崩壊の一因です。
このような制度で運営するのであれば、上記のような軽度のもの(医療機関での診療を必要としないものを含む)の場合には、医療機関に足を運びにくいような心理になる価格が設定されなければ上手く運営できるはずがありません。

医療機関での診療を必要としない者が受診した場合、診療を要する者の邪魔をしていることと同義です。
そうであれば、邪魔をされた者の受診料が上乗せされても問題ないはずです。
となると、医療機関での診療を必要としないようなものについては、診療報酬を高く設定することが、制度全体を観ると必要となります。
それは夜間(救急)においても同じで、夜間(救急)でなければならないもの以外は、診療報酬を高く設定することが、制度全体を観ると必要となります。
また、保険というもののあり方を考えると、医療機関に行く回数によっても保険料が変わっても問題はないはずです。【注②】

この辺りを政治家が決定するわけですから、票を失うような制度にはならないことは簡単に想像できます。
しかし、その結果が現状です。
結局、医療を支えているのは人間です。
それが制度設計・運営に欠けていた(過去形ではないのかもしれませんが……)と言わざるをえません。

 medical(S).jpg
 (この絵については、こちら

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【注①】
 ※参考:【医療】医療崩壊 #02-02
【注②】
 ・個別の事情はあるかもしれませんが、特例を定めれば良いことです。
 ・ただし、特例に該当する者の医療費を他の誰かが負担しているという前提での議論が必要でしょうし、したがって無制限に……というわけには行かないと思います。
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