【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【整体】ヘルニア #01
2012年10月15日 (月) | 編集 |
整体を頼まれて話をしていると「病院でヘルニアと言われたんだけど……」と言われることが多々あります。
で……「ヘルニアって?」と質問されます。

ヘルニアという言葉は、『(何かが)飛び出した状態』という意味です。
そういう意味では、「状態を表す言葉」であって「病名ではない」ということになります。
上記のような相談をされる方の多くは腰痛ですから、腰椎の椎間板ヘルニアを指しているのだろう……ということで話を聞き、そして話をします。
椎間板ヘルニアは、『椎間板の中にある"髄核"と呼ばれるモノが、椎間板の繊維輪の裂け目から外に飛び出した状態』です。

わかりやすく図示すると背骨は
 (後)
    │
   ─ ◎ ─
 (前)
というイメージです。
◎が背骨本体で、─はそこから左右に伸びる横突起、│は後ろに伸びる棘突起と言われるものです。
背骨は、◎と◎が重なってできており、椎間板は、◎と◎の間に挟まっています。
これが大体のイメージです。

また神経は、(単純化すると)脳から背骨の中を通って背骨の間、横突起と棘突起の間から枝を左右に出して全身に張り巡らされています。
椎間板は、フルーツ・イン・ゼリーをイメージしていただくと良く、フルーツ・イン・ゼリーのフルーツの部分が髄核と呼ばれるものというイメージです。

椎間板ヘルニアは、髄核が後方に押し出された状態を指します。【注①】

そして、椎間板ヘルニアによる痛みは、押し出された髄核が、横突起と棘突起の間から枝を左右に出している神経に当たって発生すると考えられています。

これが「椎間板ヘルニア」と言われた場合の一般的な概要です。


(続く)


 seitai@kokkaku-mokei(S).jpg

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【注①】
 ・要するに「病名」ではなく、「状態を示している」言葉です。
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