【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【政治】地方自治体の長と参議院議員の兼職について
2012年12月27日 (木) | 編集 |
橋下大阪市長は「地方自治体の長と参議院議員を兼職可能に!」と言っていますが、これについては賛否が分かれるところです。
実際、私の周りでも賛否両論あります。
私は……というと反対派です。

理由はいくつかありますが、一つ目は「そんなに時間に余裕があるのか?」ということです。
橋下大阪市長は、色々なところに挨拶に行くのが市長の仕事なのか?というようなことをTwitterに書き込みましたが、実は大切な市長の仕事だと思います。
別に挨拶すること自体が重要だと言っているのではなく、色々な集団の中で意見を聞くこと、雰囲気を感じること……そういう機会を持つことが大切です。
脳が判断するためには、全身からの情報が必要と書いたことがあります。
それらの情報に優先順位を付けて判断するのが脳の仕事です。
これは組織も同じ。
組織のTOPに一番必要なことは、判断することなのですが、そうなると必要となるのは様々な情報です。
それも出来るだけバイアスの掛かっていないものが必要となります。
その情報を入手するための場として捉えるなら、色々なところに挨拶に行くことの重要性が理解できると思います。
それが為されないなら……自分の側近だけの意見によって状況判断をすることになります。
これは色眼鏡を掛けて見た景色と同じであり、間違った判断を下すリスクを大きくします。
そのリスクを避けるためには、色々な場に顔を出さなければならないので、本来、時間的な余裕はありません

二つ目も橋下大阪市長のTwitterでの発言に関するものです。
橋下大阪市長は、Twitterで首長と参議院議員の兼職について
 ・首長と参議院議員の兼職が出来るわけがないとか、首長はそんなに楽なのかとか言われるが、やらせてみてダメなら選挙で落とせばいい
 ・首長と参議院議員の兼職ができるかどうかは、一度やらせてみて確認したらいいだけのこと。
ということを書いています。
それは首長の立場だけしか視野に入れていないのであって、それによってマイナスが発生すれば、そのマイナスを被る人がいても一度はマイナスを受け入れて、その後に選挙で対応しなさい!と言っているのと同じだと気付いていないのだろうと思います。
その一方で原発については、
 ・活断層で大騒ぎするのであれば、家はどこにも建てられなくなるとの意見があるが、これらを一緒にするのは間違い。
 ・家は居住人保護、原発は他者加害規制の視点で考えるもの。
ということを書いています。
そうであれば首長はどうなのか?と言えば、その影響力を考えると当然ですが他者加害規制の視点で考えるものでしょう。
他者加害規制の視点で考えるのであれば、マイナスが小さいと結論を出せなければ実施すべきではありません。
御都合主義でロジックを切り替えているようにしか思えません。

三つ目ですが、大体において議会の時期は重なるものです。
国会も自治体の議会も……。
それは節目に実施するべきものですから、時期をズラせば良いという話ではありません。
また会期を短くすることも議論を深めることとは反対方向の話ですから、それもしてはいけないことでしょう。
その意味では、一つの身体では無理です。
でも実際に「議会の時期に国政選挙の応援活動をしていたのでは?」という意見もあるでしょう。
しかし、これは『市長の都合で議会を早期に閉会したこと』や『公務を入れないようにしたこと』によって可能となったものです。
これらは首長として本当にしても良いことだったのか?を考えなければなりません。
個人的には、Noです。

まあ……それ以前に首長は「この人に自治体を任せたい」ということが、直接選挙で問われた結果なのですから、その責任は重いということを自覚しなければなりません。
その意味では、兼職するぐらいであれば自治体のためにもっとやるべきことがないのか?を考えるべきでしょう。
兼職するということは、自治体のことを考えない(首長の仕事をしない)で国政のことを考えるということです。
これは「この人に自治体を任せたい」ということで選ばれたことへの裏切りでしかないと思います。

そもそも首長の意見を国政に反映したいのであれば、そういう人を国政に送れば良いだけの話です。
何も兼職する必然性はありません。
それが出来ないのであれば、それは国政というレベルでは、その主張は望まれていないというだけのことです(者を選ぶのではなく、政策を選ぶという視点で考えれば)。

他にも幾つか否定する理由はありますが、現時点で兼職を可能とすることに積極的に賛同する理由は見当たりません。
真面目に首長をするのであれば、無理なことですから……。
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