【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【健康】高齢者の癌検診について #04
2014年10月28日 (火) | 編集 |

#01からの引用です。)
実は、この話はUPしようかどうか……迷いました。
内容的には高齢者に冷たい内容になるので……。
でも「こういう考え方もある」ということも必要かも……と思い、UPすることにしました。



前回の続きです。

今回も#02で掲載した日本乳癌検診学会のホームページの引用を再掲します。

1.USPSTFの今回の改訂は、科学的根拠に基づいた概ね適切なものであるが、アメリカのデータに基づいた判断であり、日本にそのまま適用することはできない。
2.わが国の推奨はわが国のデータに基づいて改訂すべきであるが、不利益に関するわが国独自のデータが不足しており、早急にこれを収集する必要がある。
3.死亡減少効果についても、①検診を実際に受けた人と受けなかった人の比較ではなく、評価研究において検診群に割りつけられた人と対照群に割りつけられた人の比較なので死亡減少効果を過小評価している点、②観察年数調整をしていないので観察年数の短い40歳代の死亡減少効果を過小評価している可能性がある点について、検討を加える必要がある。
4.わが国における科学的根拠に基づいた推奨度の改訂を行うまでは、当面現行の推奨を継続することが妥当である。
  (日本乳癌検診学会のホームページから)



前回、この記載で一番違和感を感じるところを書きました。
今回は、1から順に考えてみようと思います。

ここに書かれているようにUSPSTF(US Preventive Services Task Force,米国予防医学専門委員会)の決定は、科学的根拠に基づくものです。
そしてアメリカのデータによるものであることも事実です。
問題は、「日本にそのまま適用することはできない」としているところです。
日本で行われている医療行為のほとんどは、欧米のデータを根拠にしているものが多いのが実態です。
理由は、日本では臨床試験がやりにくい状況にあるから……です。

日本では医療費負担そのものが小さい(他国と比較して)なため、誰でも治療を求めます。
小さな負担で治療を受けることができる環境にいるのですから、治療を受ける側と受けない側にクジで分けられる臨床試験に協力する者が少ないのは当然です。
時々報道に出てくるドラッグラグの原因の一つが、これです。

したがって日本で行われている医療行為のほとんどは、海外におけるデータを根拠としていることになります。
日本においてもそれなりのデータは取られているものもありますが、上記のような理由から母数が小さい……。
その上で……では、これらの検診を実施することによって得られるものについて、マイナス要因よりプラス要因が大きい(もちろん検診を受ける者にとって……です)というデータはあるのか?と問われれば、どうでしょう?
あったとすれば、そのデータとUSPSTFが決定に使ったデータと比較してどうか?を考えなければならないと思います。
そう考えると、この件について「日本にそのまま適用することはできない」と強弁するのはおかしいと分かります。

 ※続きはボチボチ書いて掲載します。

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