【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【医療】エボラ出血熱について #03
2014年10月25日 (土) | 編集 |
エボラ関係の報道が続いています。【注①】
猛威をふるっているのは西アフリカですが、既にアメリカをはじめ数カ国で確認されています。
そのため入国時の検疫の強化だけでなく、空港の制限や入国時の報告等が始まっています。
一方で現場での治療には感染RISKが伴いますから、医療関係者のスト騒ぎが起きた(リベリア)り、治癒の見込みが低いケースについて治療を中断することも検討(アメリカ)されていたりします。
さらにアメリカでは、自分に危険が及ぶ場合であっても治療する職業上の義務があるのかどうか?について問い合わせが増えているようです。
日本では、それだけの病気だという認識があるのでしょうか?

日本でも水際対策が始まっていますが、数年前の新型インフルエンザで分かるように、どう頑張っても水際で止められるものは限られます。
特にエボラは潜伏期間が長いため、入国時には異常が認められないというケースは想定しておかなければなりません。

では日本に入ってしまったら……。
日本各地に指定医療機関はありますが、それは全県にあるわけではありません。
青森、宮城、秋田、石川、香川、愛媛、大分、宮崎、鹿児島の9県には指定医療機関がありません。
そうなると隣県の指定医療機関まで運ぶことになりますが、問題は救急車が使えるかどうか?です。

指定医療機関にも問題がないわけではありません。
報道では、「設備は整えられている」というようなことが流されていますが、他国の医療機関で二次感染が発生している原因は、ヒューマンエラーです。
指定医療機関が充分な訓練を受けた者だけというわけではありませんから、感染拡大RISKは小さくありません。
厚生労働省研究班は10月から指定医療機関で訓練を始めたようですが、遅すぎるように思います。

これだけ交通設備が整った時代です。
世界中を飛行機が飛び交っていますから、物理的には遠くても、実際には数時間で行き来できるという国は少なくありません。
となると……それを前提に対策を考え、普段から備えておくべきだろうと思います。

そもそも日本ではヒューマンエラー対策が充分ではありません。
Risk Managementの項でも書いたと思いますが、何らかのエラーの原因を個人の責任にしているのが、多くの日本の組織の現状です。
そういうことをしている間は、ヒューマンエラーについて真面目に考えているとは言えませんし、減りません。

医療関係者の皆さんに頼るしかないのですが、医療関係者の皆さんも二次感染しないように……と思います。



【注①】
 ※参考:米国内で初のエボラ感染確認 テキサス州の看護師、手順違反か(AFPBB News)
 ※参考:リベリアの医療スタッフ、エボラ「危険手当」求めてストへ(AFPBB News)
 ※参考:エボラ熱、東アジアは対策強化を=「全世界にリスク」と警告―WHO(時事通信)
 ※参考:EU、エボラ熱対策で軍投入に向け調整へ(ロイター)
 ※参考:エボラ患者の飼い犬「殺処分せず」、米テキサス州当局(AFPBB News)
 ※参考:新規感染者、週1万人も=エボラ熱、「地理的に拡大」―WHO(時事通信)
 ※参考:エボラ出血熱、2か月後には「週1万人ペースで増加」(TBS系(JNN))
 ※参考:フェイスブック創業者夫妻、エボラ熱対策に約27億円を寄付(AFPBB News)
 ※参考:エボラ出血熱、西アフリカの最貧国経済に打撃(AFPBB News)
 ※参考:米、医療従事者76人を監視 死亡したエボラ患者の治療に従事(AFPBB News)
 ※参考:首相、米大統領と電話会談 エボラ対策とTPPを協議(朝日新聞)
 ※参考:エボラ出血熱「かなりの患者発生」機材も無造作に廃棄 和歌山の医師が現地報告(産経新聞)
 ※参考:エボラ出血熱:国内検査に懸念…危険ウイルス扱えず(毎日新聞)
 ※参考:EUが空港検疫検討、エボラ拡大阻止へ(ロイター)
 ※参考:米国のエボラ熱対応強化、特別機動チーム派遣も=オバマ大統領(ロイター)
 ※参考:エボラ出血熱 日本に万が一の“上陸”はあるのか #01(産経新聞)
 ※参考:エボラ出血熱 日本に万が一の“上陸”はあるのか #02(産経新聞)
 ※参考:エボラ出血熱、米国内で2人目感染か 看護師、発熱前日に航空機搭乗(産経新聞)
 ※参考:米2人目のエボラ感染者、隔離前日に飛行機搭乗(AFPBB)
 ※参考:当局の対応に批判集中=エボラ対策で往来禁止要求―米議会(時事通信)
 ※参考:エボラ出血熱 米、エボラ対策で異例の予備役兵招集を承認 4000人規模(産経新聞)
 ※参考:エボラ熱対応で謝罪=誤診、スタッフ訓練せず―米病院(時事通信)
 ※参考:往来禁止、検討せず=エボラ熱対策で特別担当者も―米大統領(時事通信)
 ※参考:エボラ熱、3次感染の疑い 2次感染の女性を搬送(朝日新聞)
 ※参考:エボラ感染疑い、新たに6人特定 3次感染か スペイン(AFPBB News)
 ※参考:国連エボラ対策基金、目標1060億円に対し1060万円しか集まらず(ロイター)
 ※参考:エボラウイルス病の輸入および封じ込め ― セネガル、2014年8~9月(MMWR)
 ※参考:エボラウイルス病のアウトブレイク ― ナイジェリア、2014年7月~9月(MMWR)
 ※参考:エボラウイルス病のアウトブレイク ― 西アフリカ、2014年9月(MMWR)
 ※参考:米国防総省が対エボラ医療支援チーム編成へ、国内症例に備え(ロイター)
 ※参考:エボラウイルスに感染した米女性看護師、病室での写真(AFPBB News)
 ※参考:エボラへの恐怖が強まる米国、一部に過剰反応も(AFPBB News)
 ※参考:エボラ熱のワクチン開発、急速に進んでいる=英GSK(ロイター)
 ※参考:エボラ感染のスペイン人看護師、ウイルス検査で陰性反応(AFPBB News)
 ※参考:WHO、ナイジェリアのエボラ終息を宣言(AFPBB News)
 ※参考:米国がエボラ熱で新ガイドライン、感染のスペイン看護師は陰性に(ロイター)
 ※参考:エボラ対策のマスク1万枚、アフリカに寄付へ(読売新聞)
 ※参考:エボラ感染看護師が快方に、日本の薬投与と報道(読売新聞)
 ※参考:エボラ:検疫を強化 体温報告義務化へ 厚労省(毎日新聞)
 ※参考:エボラ熱、月3人の感染者が国際便搭乗の可能性も=調査(ロイター)
 ※参考:取材記者たちが語るエボラ、「見えない、戦争より脅威」(AFPBB News)
 ※参考:米エボラ熱患者と接触の43人は感染せず、経過観察が終了(ロイター)
 ※参考:エボラ熱の未承認ワクチン、来年から数万人が利用開始=WHO(ロイター)
 ※参考:米国、エボラ熱流行地からの入国窓口を5空港に限定(ロイター)
 ※参考:エボラ感染のスペイン人看護師が治癒、病院発表(AFPBB News)
 ※参考:富士フイルムのエボラ未承認薬、ノロウィルスにも有効か=英大学(ロイター)
 ※参考:国境なき医師団、エボラ出血熱の回復者が1000人に達したと発表(AFPBB News)
 ※参考:アングル:エボラ「在宅治療」が浮き彫りにする西アフリカの苦境(ロイター)
 ※参考:入国窓口、5空港に限定=エボラ熱警戒で米政府(時事通信)
 ※参考:エボラ熱が米中間選挙の争点に浮上、共和党は政府の対応を批判(ロイター)
 ※参考:【エボラ出血熱】関空上陸を想定、大阪府など来月合同訓練へ 厚労省は未承認薬使用も検討(産経新聞)
 ※参考:エボラ熱、米国民の70%超が渡航禁止を支持=ロイター調査(ロイター)
 ※参考:エボラ患者の国内受け入れ先を公開…墨東病院(読売新聞)
 ※参考:米各地でエボラパニック…国防総省内でも騒ぎに(読売新聞)
 ※参考:エボラ熱死者4877人に、感染者は1万人に迫る=WHO(ロイター)
 ※参考:エボラ熱、備える国内45指定病院 配置や役割分担訓練(朝日新聞)
 ※参考:エボラ熱ワクチン、グラクソ「年内の出荷可能」(ロイター)
 ※参考:エボラ熱:対策強化急ぐ 入国者水際チェックなど(毎日新聞)
 ※参考:エボラ熱:防疫態勢 日本は大丈夫なのか(毎日新聞)
 ※参考:エボラ流行国からの入国禁止、ドミニカ共和国も実施(ロイター)
 ※参考:エボラ対策 ウィルス殺菌99%の日本製マスクが救世主(産経新聞)
 ※参考:エボラ熱死者4900人に迫る、感染者ほぼ1万人に WHO(AFPBB News)
 ※参考:一部の米病院、エボラ患者の治療中断を検討(ロイター)
 ※参考:エボラ熱ワクチン開発などに2億ユーロ、欧州委と製薬業界が拠出(ロイター)
 ※参考:NYの医師がエボラ陽性、隔離前に地下鉄乗車=米紙(ロイター)
 ※参考:エボラ熱、西アフリカ近隣国への流行拡大ない=WHO(ロイター)
 ※参考:マリで初のエボラ感染確認、西アフリカで6カ国目(ロイター)
 ※参考:エボラ出血熱検査めぐり暴動、2人死亡 シエラレオネ(AFPBB News)
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