【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【医療】国保と健保 #04
2010年11月11日 (木) | 編集 |
前回【注①】の続きです。

健保に対して国保はどうでしょうか?
国保についても『被保険者が保険料として負担する額=(医療費として必要となる金額-窓口負担分)÷2』は同じように適用されます。
違うのは、健保を考えた場合の「会社負担分」をだれが負担するのか?というところです。
国保の場合、ここには税金が充てられます。
税金である以上は、元々は国保の人だけから集められたものではありません。
国の税収の1/2を国保の人からのもの、残りの1/2を国保以外の人からのものと仮定すると、国保の人の負担は医療費の82.5%となり、残りの17.5%は国保以外の人が医療費を負担していることとなります。
さらに国保には低所得者に対する保険料の軽減措置なる制度が組み込まれています。
この軽減される部分についても税金が充てられます。
健保は『その被保険者が医療費を実質全額負担する』という制度であるのに対して、国保は『その被保険者が負担するのは医療費の82.5%以下である』という制度です。

これらから、「双子間の不公平」と言われる状況が発生します。
例えば……Aさん(健保)とBさん(国保)という双子がいるとします。
この両者が同じ日に同じ病気になり、同じ医療機関を受診し、同じ医師に診察を受け、同じ治療を行い、同じ薬をもらって、各々に医療費が10,000円必要だったとします。
国への税金収入を「国保関係者からの税収:国保関係者からの税収=50:50」とします。
この場合にAさんとBさん医療費の実際の負担を考えると
 Aさん負担分
 ・Aさん分医療費=10,000円
 ・Bさん分医療費負担額=10,000円-(4)=1,750円
 ・計=11,750円
 Bさん負担分
 ・Bさん分うち窓口負担分=10,000円*30%=3,000円……(1)
 ・Bさん分保険料負担分=(10,000円-(1))÷2=3,500円……(2)
 ・Bさん分税金負担分=(10,000円-(1)-(2))÷2=1,750円……(3)
 ・計=8,250円……(4)
となります。【注②】
したがって制度設計の段階で、不公平を組み込んでいるわけです。

 medical(S).jpg
 (この絵については、こちら

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【注①】
 ※参考:【医療】国保と健保 #03
【注②】
 ・これには税金が充てられる低所得者に対する保険料の軽減分は算入していませんから、実際には11,750円:8,250円より差は拡がります。
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