【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【社会】所謂「薬害訴訟」について #01
2011年01月30日 (日) | 編集 |
先日、『【社会】国会での「薬害エイズ事件」を例にした発言について』というタイトルで薬害訴訟について触れた【注①】ところ、何人かの知人から「もう少し詳しく……」という話がありましたので、少し補足します。

最初に……ですが、『副作用』と『薬害』について補足します。
まず『副作用』という言葉ですが、現在では『副反応』とも言われることがあります。
そもそも薬剤は身体にとっては異物です。
これが薬剤の大前提となります。
身体に異物を取り込むと、その異物が身体に作用して何らかの反応が起きます
この反応の中で「目的に一致する有益な反応」を『主作用(主反応とも言います。以下「主作用」と表記します)』と言い、そうでないものを総じて『副作用(副反応とも言います。以下「副作用」と表記します。)』と言います。
これが広義の『副作用』という意味です。
しかし、この広義の『副作用』の中には、別の目的で使用した場合には有益になる反応もあります。
狭義の『副作用』は、このような反応を取り除いたもの……つまり身体に有害な反応を意味します。
一般的に「副作用」とか「副反応」と言う時には、狭義の意味で使用することが多いのは、ご存じのとおりです。
しかしながら、上記のとおり薬剤は異物ですから、身体に取り込むと『主作用』と『副作用』が発生します。
そして発生の大きさ(度合い)は個体差に左右されます
そういう中で、『副作用』のリスクはあるものの、『主作用』によるベネフィットの方が大きいと考えられる場合、薬剤として使用されます。
ここが大切なところで、あくまでも「発生の大きさ(度合い)は個体差に左右されます」ので、リスクとベネフィットを比較して確実にベネフィットの方が大きいと言い切れるわけではありません。
あくまでも、リスクとベネフィットを比較して「ベネフィットの方が大きいと考えられる」というレベルの判断で使用するものが薬剤です。

では『薬害』という言葉は……ですが……。
この言葉は、上記の言葉を使うなら「狭義の『副作用』による反応が極めて強く、一方で『主作用』による反応が小さいため、身体に取り込むことによるリスクが大きい薬剤によって発生した害」を指します。
もともと薬剤は、身体に発生した異常に対して、その「異常を取り除くこと」を目的としています。
この主目的が達成できるものがない場合、その異常を「現状で留めるモノ」やその異常によって発生する「マイナスの身体反応を緩和するもの」を使用されます。
薬剤の効果は、言い換えると「薬剤が身体に及ぼす影響の結果」ですから、身体に発生している異常が大きい(重大な)場合には、大きく作用する薬剤が必要となります。
しかし……普通のコトを頭に浮かべれば理解しやすいのですが……、『主作用』が大きいものは『副作用』も大きい、これが実態です。【注②】
要するに「大きな力を加えると大きな反応が発生する」、その反応には「プラス面とマイナス面がある」ということです。
薬剤は、このバランスの中で作成され、また使用されます。【注③】
『薬害』と言われるものは、このバランスが大きく崩れ、マイナス面だけが強調された場合に使用されるものです。


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【注①】
 ※参考:【社会】国会での「薬害エイズ事件」を例にした発言について
【注②】
 ・それゆえ「副作用がないものには、効果もない」と言われます。
【注③】
 ・ここでは薬剤の話をしていますので「薬剤は、このバランスの中で作成され、また使用されます。」と書きましたが、本来は医療行為そのものが同様の考え方に基づいて行われています。
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