【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【政治】地方選挙(愛知県及び名古屋市の選挙)
2011年02月07日 (月) | 編集 |
地方で民主党離れが急速に進んでいるようです。
というより……地方選挙で民主党が勝てていません
このため地方での会合では、厳しい声があがっています。【注①】
ただ、民主党執行部をフォローする気はないのですが……これを全て……とみるのは無理があります。
もともと和歌山県では民主党勢力が強いわけではないので、一時的な勢いが消えて、元に戻っただけ……と見た方が良いと思います。
また今回の愛知県での選挙は、『減税』と言う言葉に負けた……そういう感じであり、これはマニフェスト選挙で政権交代が起きた衆院選と同じような構図です。【注②】

今回の愛知県及び名古屋市の選挙についてですが、民主党系の候補者が敗れたことはイタいところでしょう。
また『地域主権』を掲げる民主党にとって、自分たちが応援する候補者が敗れるということは、国の方向性と地方の方向性に差が出ることが考えられます。
別項【注③】で書いていますが、そもそも『主権』という言葉の重みを考えれば、『地域主権』を掲げるということはアメリカ型の国⇔州の関係をイメージする必要があります。
そういう意味では、最近発生している子ども手当の地方負担拒否は、地方主権の表面化の一部です。
地方主権を前進させるということは、こういうことが多々発生するRISKを負うということであり、これは制度改正の際にスムーズに事が進まず状況を悪化させていく……そんなRISKを抱えていることを知らなければなりません。
もともとアメリカ型の国⇔州の関係は、アメリカの文化の上に成り立っているだけで、これが『正しい』というわけではありません。
文化が異なるのですから、日本でキチンと運用できるかどうか……どちらかと言えば問題が頻発すると思います。

それはそれとして……今回の愛知県の選挙についてです。
これについては、『減税』を掲げた候補が圧勝しました。【注④】
これが愛知県及び名古屋市の現在の民意なのでしょう。
ただ……減税の実施は、自動的に支出も減ってしまうということを理解しておく必要があります。
どこを削るのか???
民主党は「公共事業を削る」というマニフェストを掲げて政権交代しましたが、ここ数年(自民党政権時代からですが)公共事業を削った結果、この冬の地方での大雪への対応は遅れてしまいました。
地方での公共事業を削れば、地方の企業で重機を維持できませんから、大雪に対応しようにも道具がないことになります。
また国家公務員人件費の削減のため、地方事務所の人員体制は薄い状態になっています。
これにより情報収集も対応も遅れることになるのは明かです。
これは大雪に限らず、災害対応全てに当てはまります。
したがって、この辺りの経費を削るのは影響が大きく、Risk Management的には正しいとは言えません。
そうなると……どこを削るのか???
市議の「厚遇批判」については、賛否あると思います。
まあ……議員に支払われているものは、生活するための「給与」ではなく「報酬」なのですから、高額である必要はないとは言えます。【注⑤】
しかし、これも"それなりの人材"でなければならないことを考えると、"それなりの能力"を持っていることが条件となります。
その意味では、その能力に見合った額の支給は必要でしょう。
そういう意味では減税の話より、「ドコをどれだけ削るのか?」と「それによる影響」をキチンと考えておく必要があるのですが……。

この手法は「選挙権を持っている者に受けの良いことを公約として掲げている」が「その影響をキチンと明らかにしていない」という意味では、(現時点では)衆院選時の民主党のマニフェストと同列のものでしかありません。
したがって、本来、民主党は批判する権利を持っているとは思えません。
しかし……他人のことは「よく見える」のが民主党です。
民主党の岡田幹事長は、地域政党について「自民、民主両党が国民の期待に応えていないとの不満や失望感の受け皿になっている」と見ているようです。
また自民党の谷垣総裁は「地域課題の解決へ結成されたなら評価すべき点もあるが、人気取り的な主張もある」と指摘しています。
これらが正しい見方でしょう。【注⑥】
もっと冷静なのは、片山総務相の「(首長は議会と戦わなければいけないのに)名古屋の市長さんは、議会が言うこと聞かないからと、リングを降りてしまった。観客と一緒になって『こんなリングだめだ、解散させよう』というのが名古屋市」という意見でしょう。【注⑦】
これらについて、愛知県民や名古屋市民がどう考えるのか……少し冷静に考えてみた方が良いと思います。

もともと日本は、あまりにも振れ幅が大きいのが特徴です。
報道が煽っている面は否定できません(このため「日本には大衆紙はあっても高級紙はない」と言われます)が、キチンと考えれば「おかしいのでは……」とわかるようなことでも、なぜか信じ込んでしまう……。
そういう意味では、民意がRISKを高めている可能性も否定できません。
また国から地方交付税を受け取っていながら減税する……この手法の是非も問われるでしょう。
そもそも「減税できるぐらい裕福な自治体に交付税を出す必要性があるのか?」が問われます。

今回の愛知県と名古屋市の選挙結果が、10年後とか20年後の愛知県と名古屋市に良い影響を与えていることを願っています。


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■■■ 【注】 ■■■

【注①】
 ※参考URL:目立つ空席、上がる厳しい声…民主・和歌山大会
 ※参考URL:「民主王国」で惨敗、執行部の責任問う声
【注②】
 ・まあ……今回の愛知県の選挙結果について、本当に『良い選択』だったのかどうか?は数年~10数年後の愛知県や名古屋市の状況を見てみなければ判断できるものではないでしょう。
 ・愛知県や名古屋市の状況はわかりませんが、国政のように急務があるとすれば、現時点で選択するにはRISKが高い選択だったかもしれません。
 ・短期的には良いのかもしれませんが、長期的に良いのかどうか……。
 ・ハイリスク/ハイリターンということもありますから、キチンとした分析は必要でしょう。
【注③】
 ※参考:【政治】民主党政権 #08(地方主権)
【注④】
 ※参考URL:減税旗印にタッグ、河村さん「歴史的な日」
 ※参考URL:河村、大村両氏が記者会見「公約着実に実行」
 ※参考URL:河村氏、トリプル選完勝…名古屋市議会は解散
 ※参考URL:河村氏完勝、既成政党に衝撃…首長新党は追い風
【注⑤】
 ・そもそも議員に支払われているのは「報酬」ですから、コンスタントに生活に必要となる収入は別の手段で得ることが前提となります。
 ・そういう意味では、本来は「専業議員」はあり得ないことになります。
 ・要するに議員というのは、そもそも副業でしかなく、本業を別に持っていることが前提となります。
 ・しかし……専業議員が多いために「報酬」に手を付けるのが難しい状況にあります。
【注⑥】
 ※参考URL:地域政党、不満や失望感の受け皿…岡田幹事長
【注⑦】
 ※参考URL:片山総務相、「いびつな戦い」と河村氏を批判
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