【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【政治】民主党政権 #02-12(マニフェストと政権交代)
2011年02月21日 (月) | 編集 |
さてさて……どんどんマニフェストが破綻しているのが国民の目に明らかになっていく中、民主党は苦しい言い訳を続けています。

まずマニフェストで建設中止を明記した八ッ場ダムですが、前大臣がこれを事実上撤回し、現大臣は前大臣の方針を踏襲するようです。【注①】
民主党は何を考えているのでしょうか?
そもそも必要なのかどうか?の精査もしないでマニフェストで中止を謳っていたとしか思えない右往左往ぶりには、呆れます。
しかし、呆れてはいられません。
この手の公共工事を止めることで財源を捻出するのがマニフェストの骨子なのですから、これができないとなると全く話が違ってきます。
要するに……財政の肥大化になってしまいます。
これでは赤字は膨らむしかなくなります。

そして高速道路無料化ですが、これについては大畠国土交通相が高速道路原則無料化の見直しもあり得るとする見解を示しました。【注②-A】
理由は……『民主党が2009年夏の衆院選政権公約で掲げた高速道路の原則無料化について、「見直しのベスト3に入っている。そういう世論も踏まえて方向性を明らかにしていきたい」』だそうです。
呆れてしまいます。
そもそも誰が望んだのでしょう?
国民は、受益者負担ということを嫌がるほど無知無能だと考えていたのでしょうか?
国民は、必要があれば受益者負担をします。
それを「何でもタダ」、「お金をバラまきます」を謳ったマニフェストを掲げたことが問題だったのです。
で……結果として自民党から「(民主党政権が)子ども手当と並んで力を入れてきたテーマだ。現職閣僚が(見直しに)言及したのは非常に重い」と言われては、返す言葉もないでしょう。【注②-B】
まあ……それでも言い訳で逃げるしかないのでしょうが……。

子ども手当は満額支給の目途は立たないどころか野党の協議に応じる(要するに児童手当に近くなる?)と言い出しています【注②-C】し、米軍基地移設も何の進展も見られません。
これでは国民相手の詐欺だと言われても仕方ないでしょう。
自民党政権に「やるやる詐欺だ!」と言っていたのは民主党ですが、それはそのまま民主党に当てはまることです。

そこで思い付いたのが「マニフェストの見直し」です。
マニフェストの見直しは、民主党の内部ではできないということについては何度も書いていますが、それをしようとしている……この時点で民主党は国民を見ていないということを明らかにしています。
これに対しては、小沢氏がマニフェストの実行を!と言い続けており、執行部と距離があることを主張していました。
そして、小沢氏に近い議員16人が岡田幹事長宛てに衆議院民主党会派からの離脱願を提出しました。【注③-A】
このグループは、「マニフェストの実現に取り組む我々こそが、真の民主党である」と言っています。【注③-B】
論理的には間違っていませんが……。
小沢氏は、この案件については無関係であると言っています【注③-C】が……。
一方の執行部ですが、菅首相は「見直しは(1月の)党大会で承認されたことだ」と述べ、岡田幹事長は「マニフェストをこの期に及んで全部やらないといけないというのは、国民の意思から離れている」と強調しました。【注③-D】
こうなると見ている方向が真逆ですから、話が噛み合うはずがなく、一緒にいる方が不自然だと思います。
この状況では原口前総務相の提唱する「分党」もないとは言えない状況になってきました。【注③-E】
しかし、その一方で鳩山前首相は「新聞をにぎわせるような状況になってしまったが、決して民主党を崩してはならない」と述べ、挙党一致体制の構築が急務だとの認識を示しています。【注③-F】
しかし『挙党一致体制』となると小沢氏を引き込まなければならないため、今の状況では無理があります。
いわば八方塞がりなのが、今の民主党です。

今の状況では予算が早期に成立することは困難ですし、関連法案は成立する目途さえ立たないことは、わかっていると思います。【注④-A】
そうなると国民の生活に影響が出るということは、理解できているはずです。
このままグズグズするより解散総選挙をして、国民の声を聞いた方が早期に決着するはずです。
しかし……そういう声は与党から出てきません。
結局……権力にしがみついていたい人たちがいて、国民の生活は視界に入っていない……そういうことなのでしょう。【注④-B】

民主党がキチンと押さえておくべき事実は、政権交代した衆院選で国民が選んだのは民主党という政党でもなければ、民主党に所属する議員でもないということです。
あくまでも民主党が掲げたマニフェストが選ばれたのであって、それを実施するために現衆議院の民主党議員は存在しています。
それが実施できなければ、民主党政権に正当性はありません。
これがマニフェスト選挙というものです。
しかし……ここまで支持されていないとなると……実は民主党が掲げたマニフェストでさえ国民に選ばれたわけではなかったのかもしれません。
政権交代が起きた理由は、単に……自民党支持者が投票に行かなかったとか白紙投票したために相対的に民主党票が増えただけなのかもしれません。
または自民党への批判票によって……であって、民主党が良い!というわけではなかった……ということなのかもしれません。
これらの場合、国民に民主党が選ばれたわけではなく、あくまでも制度上「1番になった」というだけのことです。
もしくは……民主党の実力がわからなかったために、幻想にまかれて投票しただけなのかもしれません。

民主党の実力もわかったのですから、国民はこれで冷静な判断ができるはずです。
今の低支持率が続く状況を考えると、一度、解散してリセットすべきでしょう。
それが政治家の掲げる正義だと思うのですが???
国民の冷静な判断の基にキチンと選ばれた国会議員によって、国を運営してほしいと思います。


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■■■ 【注】 ■■■

【注①】
 ※参考URL:国交相「私の発言が政府の発言」八ッ場視察で
【注②-A】
 ※参考URL:高速無料化「見直しのベスト3に」…大畠国交相
 ※参考URL:私が言った訳じゃない…見直しベスト3発言釈明
【注②-B】
 ※参考URL:国交相の高速無料化見直し発言、新たな火種に
【注②-C】
 ※参考URL:子ども手当、修正の用意…民主・岡田幹事長
【注③-A】
 ※参考URL:民主、分裂含み…小沢系16人予算関連造反も
【注③-B】
 ※参考URL:「約束を果たす民主党への回帰宣言」要旨
【注③-C】
 ※参考URL:小沢氏「私も知らなかった」と、関与を否定
【注③-D】
 ※参考URL:マニフェスト見直し反対、首相・岡田氏が反論
【注③-E】
 ※参考URL:「菅政権は打倒せねば…」原口氏、民主分党提唱
 ※参考URL:原口前総務相が分党論 月刊誌のインタビューで
【注③-F】
 ※参考URL:鳩山氏「あいつが悪い。こいつを追い出せではだめ」
 ※参考URL:鳩山前首相「安易な発想で党崩してはならない」
【注④-A】
 ※参考URL:「子ども手当」「特例公債」成立遅れ生活に影響
【注④-B】
 ※参考URL:仙谷氏暗躍、ポスト菅に野田財務相浮上、強まる退陣論(1/3)
 ※参考URL:仙谷氏暗躍、ポスト菅に野田財務相浮上、強まる退陣論(2/3)
 ※参考URL:仙谷氏暗躍、ポスト菅に野田財務相浮上、強まる退陣論(3/3)
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