【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【政治】民主党政権 #25-06(東日本大震災)
2011年03月18日 (金) | 編集 |
あまりの対応の不十分さに政府に対する論評が厳しくなってきています。【注①-A】
原因は……何度も書いていますが、対策本部の体制が悪い……それに尽きます。

まず指揮系統がハッキリしていません
だから管首相がウロウロできる……その状態そのものが問題なのだと気付く必要があります。
TOPの下に各事案の責任者を置き、その下に指揮官を置く。
そしてルールにより運用する……それさえできていないのでしょう……。

次に情報の取り扱いが下手な者だけでブツブツ言っている。
だからアチコチからバラバラに情報が出てくる……その状態が混乱の基なのだと気付けない。
情報の流れを整理することが先決です。
これはマスコミ対応も含みます。
マスコミへの発表は、原発対応を含めて本部に一本化すべきです。
そんな中で枝野幸男官房長官は、福島県浪江町での15日夜の放射線量を調べた文部科学省の調査結果をめぐり、文科省に対して住民の健康への影響に関するコメントをしないように指示したとする報道について「どこの責任でどの仕事をするか整理しないと国民に混乱を与える。モニタリングは原発敷地内が経済産業省、外側の地域は文科省で、その評価は原子力安全・保安院や原子力安全委員会が行ってほしいという指示はした」と釈明したようです。【注①-B】
しかし、これは釈明すべきことではありません。
情報が混乱しないように一本化すると言い切れば良い話です。
ただ「モニタリングは原発敷地内が経済産業省、外側の地域は文科省で、その評価は原子力安全・保安院や原子力安全委員会が行ってほしいという指示はした」と言っていますが、このような発表も全て本部で対応するよう一本化すべきです。
緊急事態なのですから「とりあえずやった」というアリバイ作り的な対応ではなく、キッチリやってほしいと思います。

そして……本部が東京でアレコレやっていることがネックなのでしょう。
本部は、状況を把握して動くことが必要なのですから、現地に設置した方がベターです。
東京でバタバタやっているから、現地の切迫感がなく、ダラダラしているのはないでしょうか?
あまりにも他人事……。
政府の現地対策本部を設置しなければ、無責任以外に表現方法はありません。

また、あまりに業者任せになりすぎています。
原発は東京電力任せ、物資搬送もトラック業界任せ……それが現実です。
こういう時こそ政治主導なのですが、体制が不十分なために何もできていません。
まあ……現状を認識しない政治主導など百害あって一理なしなのですが……。
で……現状を把握できていない結果、現場との乖離が発生しています。
その結果、政府と東京電力にずれが生じています。【注②】
例えば……
【政府側】
 ・燃料棒露出を受け、東電側が作業員全員の撤退を申し出てきた。
【東電関係者】
 ・一時退避はあっても、撤退ということはありえない。
そもそも管首相を始めとする民主党政権の対策本部は、現地で作業するという意味がわかっているのでしょうか?
管首相は「撤退などあり得ない。覚悟を決めて下さい。撤退した時は東電は100%潰れる」と部屋の外にまで響き渡る声で幹部に迫ったようですが、自分がやらないから何を言っても良い……そんなはずはありません。
東電関係者しかり自衛隊しかり……。
人命への感覚がおかしいのではないか?と思います。
それに現場作業している人たちも国民です。
国民に対する意識が、あまりにも低い……と思います。
また管首相は
 ・食べ物、水、燃料に関して各地から不足の声が上がっている。全力を挙げてその原因を取り除く努力をしてもらっているが、一層の努力をお願いしたい。
 ・避難所に食事、水、毛布、暖房具を送り届ける態勢を進めている。
と言っていますが、現実には物流は滞ったままです。【注①-A】
今回の巨大地震で鉄道がストップし、港湾施設も被害を受けていますが、緊急輸送道路となる東北自動車道などは利用可能です。
しかし各地のトラック協会などが物資輸送に協力すると申し出ても、政府が被災地から帰るための燃料の確保に策を講じようとしないため、断念するケースが出ています。
これでは何のための対策本部なのか?と疑問を持たずにはおられません。

そんな中で行われた各党・政府合同会議ですが、野党側から政府の物流対策に対する注文などが相次ぎました。【注③-A】
まあ……そうなるでしょう。
「努力している」とは言うものの、何をドウしているのか?具体的な対応を何も示せないのでは、何もしていないのと同じです。
政治は結果責任……国会で管首相が言ったことですから民主党政権は結果を出してください。
この各党・政府合同会議について国民新党の亀井静香代表は
 ・二重の手間になり、むしろ弊害だ。政府の対策本部に野党を入れて、挙党一致で対策に当たるべきだ。
 ・合同会議で資料請求しても、結局は政府対策本部の手を煩わせることになる。『船頭多くして船山に登る』ということにもなってしまう
と苦言を呈しました。【注③-B】
本筋はそうでしょうが、とりあえず神戸震災の対応をした現野党の声を聞く場ができただけでも一歩前進と言えます。
まあ……動きが遅すぎますが……。

そして大局を見ることができない対策本部は、自衛隊の災害派遣態勢を現場だけで10万人、後方で物資補給にあたる兵站要員を加えれば約18万人もの規模で出動をさせました。【注④】
未曾有の大災害となっていますから仕方ないという感じもしますが、陸海空あわせて約24万人しかいないという規模から考えれば軍事的な常識を無視して“全軍”を被災地に差し向けた形になっています。
しかし……防衛省関係者が言うように「防衛面をおろそかにできないし、九州の新燃岳の噴火、新潟・長野の地震もある。常識で考えれば長期間はとても張り付けられない人数だ」と言うのが常識的な判断です。
記事にもあるように、通常、外征軍が最前線に回せる兵員は総兵力の10~20%とされ、残りは補給・整備・給食などの後方支援、すなわち兵站任務に就いたり、前線への交代要員として待機・訓練などをしています。
それで全体を支えなければ、運用できない……そういうものです。
現状で何かあれば……運が悪かったとでも言うのでしょうか?
民主党政権がやっていることは、そういうことです。
あまりにも無責任です。

今回の件での対応は、これまで(多分……これからも……)政治のスケープゴートにされてきた人たちに無茶を言っているのが現状です。
自衛隊には危険な場所での危険な作業をさせています。
国会で「あーだ」「こーだ」と言っていた国会議員に、今、彼らに命令する権利は「人間としては」ありません。
それを認識すべきです。
また現地で頑張っている医者を始めとする医療従事者は、支援に来た人でない限りは被災者です。
現地の自治体の職員も同じく被災者です。
緊急時に「家がどうなっているのか?」や「家族は?」とか……に関係なく対応に追われるのですから、普段、少し考えておくのが人間としての努めだと思います。
そんなことは神戸震災時の報道で見てきたことではないか?と思いますが、喉もと過ぎれば……スケープゴートです。
まあ……吉田茂元首相は「在職中、国民から感謝されることなく自衛隊を終わるかもしれない。非難とか誹謗(ひぼう)ばかりの一生かもしれない。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときなのだ。言葉をかえれば、君たちが『日陰者』であるときの方が、国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい」と述べたことがあります。【注⑤】
この意識があれば、スケープゴートにすることはないはずです。
しかし……意識が低すぎます。
その結果、こんな事態でも……被災者に現場を任せています
人間としての意識を少し高めた方が良いように思います。


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■■■ 【注】 ■■■

【注①-A】
 ※参考URL:政府無策の6日…緊急本部、具体案示せず
【注①-B】
 ※参考URL:枝野長官、分業指示だと釈明、健康への影響についてコメントしないよう文科省に指示したとの毎日新聞報道に
 ※参考URL:放射線観測の評価、枝野長官が一元化を指示
【注②】
 ※参考URL:政府と東電すれ違い、作業員退避巡り押し問答
 ※参考URL:首相、東電の対応に「最悪、東日本はつぶれるという危機感が薄い」と強い不満
【注③-A】
 ※参考URL:野党から要望相次ぐ…各党・政府合同会議
【注③-B】
 ※参考URL:亀井氏「政府対策本部に野党参加を」与野党合同会議は「二重の手間で弊害」
【注④】
 ※参考URL:常識を越えた自衛隊10万人“全軍”動員(3/3ページ)
 ※参考URL:常識を越えた自衛隊10万人“全軍”動員(2/3)
 ※参考URL:常識を越えた自衛隊10万人“全軍”動員(3/3)
【注⑤】
 ※参考URL:常識を越えた自衛隊10万人“全軍”動員

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