【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【政治】民主党政権 #25-20(東日本大震災)
2011年04月30日 (土) | 編集 |
民主党政権の対応の酷さは……人間を人間と思っていないのではないか?と思わされます。【注①】
菅野典雄村長
 ・住民の健康を守りたいのは国も村も同じ。だが、避難することで住民はものすごい精神的、肉体的、経済的、そして子供の心を傷つけること、これとどっちを政府は重くみているのか。最大限の努力というが、『はい、そうですか』とはならない。違う発想を考えてほしい。
これが全てを物語っています。
現場にいない東京から様子を見ての対応……それで充分に現地のことが理解できるはずはありません。
その結果が、コレです。
政府関係者
 ・東北でなければ説明に来た政府の人間に『帰れコール』が相次ぎ、紛糾していた。内なる怒りはあるものの、我慢強い。東北気質だろう。
被災者の我慢頼りの対応……それが管内閣の対応です。

このような状態ですからフットワークは重く、対応が後手後手になっているような政府の対応についてイライラしている人は多いようで、民主党政権内にも……。
仙谷由人官房副長官
 ・(復興庁構想などで与野党の調整が難航していることについて)そんなことに時間をかける余裕はない。被災者本位で政府がスピードを持ってやることが重要だ。組織のあり方が政争のネタになってはならない。
 ・復旧・復興の具体策を早急に実行することが何よりも重要だ。具体策は菅直人首相がその気になればできる。そのことで省庁の縦割りの壁を乗り越えていく。
西岡武夫参院議長
 ・政府は『想定外』という言葉をよく使うが、想定外といって政治が逃げることは断じて許されない。
 ・(放射性物質を含む汚染水が事前通報なしに海に放出された問題について)国際的な犯罪だ。
 ・(政府に震災や事故関連の会議が乱立したことについて)大きな方針は首相が示すべきだ。会議に丸投げすべきではない。
これが正論でしょう。【注②】

実際、先のことを考えずに場当たり的に「~本部」や「~会議」を作ってしまった弊害がフットワークを重くしています。
多すぎる「~本部」や「~会議」は、『船頭多くして……』になることはわかっていたことですが、責任回避のためのアリバイ作りで次々と作ったとしか思えない惨状です。
で……どこが中心になるのか?とか、人が多すぎて意見の集約ができない……等の問題が発生しています。【注③】
実際の意見として
赤坂憲雄学習院大教授
 ・あまりに人が多すぎて議論ができない。本当はしゃべりたいことがいっぱいあるが、時間が足りなくて煮詰まらない。
 ・5月の連休明け以降は交通整理していくと思うが……。
橋本五郎読売新聞特別編集委員(高成田享仙台大教授や大西隆東大教授らが同調した意見)
 ・構想会議とかかわりなく、独立して議論が先行している印象を受ける。
が出ています。
そうなると対応の遅れは、取り戻すどころではない状況になります。

そんな状況では、野党協議が上手く行くはずはありません。
大島理森自民党副総裁亀井静香国民新党代表と会談しました。
この中で
大島理森自民党副総裁
 ・(超党派の復興実施本部について)内閣が出そうとしている復興基本法と整合性があるのか、どういう権限があるのか明確ではない。菅直人首相に対する不信が抜きがたくなっている。
 ・(自民党が「復興再生院」の設置などを柱とする復興再生基本法案をまとめたことを説明し)わが党も(議員立法で)提出する準備に入っている。
亀井静香国民新党代表
 ・実施本部の権限など内容は検討する。(大島氏の考えを)首相に伝える。
という内容の会話がなされたようです。【注④】
そもそも権限を与えなければ、仕事はできません
仕事の内容は権限に縛られますから、与える権限を大きくするのか?小さくするのか?により、組織の動きは異なります。
まずは、そこをハッキリさせなければならないのですが、そこを曖昧にして法案を提出しようとしている……。
社会人として、普通に働いたことがないのでしょうか?
そういう人が考えることですから、マニフェストと同様に現実と乖離してしまうのだろうと思います。
それでは「時間が解決する」しかなくなります。

それに復興しようと思えば、まずは財源を確保する必要があります。
しかし……財源に関する話は先送りです。【注⑤-A】
財源なしには復興できないのですが……。
そんな中、仙谷由人官房副長官は、期間を限定した所得税増税が望ましいとの考えを示しました。【注⑤-B】
これは公平性とか……そういう話ではなく、『取れるところから取る』という意見です。
日本の税制は、もともとコノ方向が強く、それが所謂「大金持ち」を生まない社会となっています。
しかし税制は公平性の面から話を立ち上げる必要があります。
税によって平等に付与される権利を考えれば、一部の者にのみ負担を強いるような構造は、歪と言わざるをえません
この根本的な話を避けてきた結果が「今」です。
そろそろキチンとした話をすべきでしょう。
そんな中、小泉政権下で経済財政政策をめぐり激しく対立していた与謝野馨経済財政担当相と竹中平蔵元総務相が、東日本大震災の復興対策でも激論を展開しました。【注⑤-C】
与謝野馨経済財政担当相
 ・(対策の財源について)「財政規律をきちんとする」とした上で、歳出削減と国債発行と同時に増税も必要になる。
 ・(消費税増税について)震災がなかったとしても財政再建は迫られていた。
竹中平蔵元総務相
 ・(対策の財源について)「復興税」などの増税は「あり得ない選択だ」と否定。一時的な財源は国債の発行でまかない、国が保有する郵政株の売却や国債整理基金の活用などもやるべきだ。
 ・(消費税増税について)5%程度の引き上げを容認しつつも「消費税を上げただけでは、財政再建にはほとんど効果がない」と指摘。
どちらが正しいのか……実際に比較することはできませんが、必要なことは中途半端なことをしないことでしょう。
小泉改革については、必要なことを全て実施したわけではなかった(当時の野党が無茶苦茶なことを言っていたため)ために中途半端な形になり、状況が良くなる前に止まってしまった……これではデメリットしか表面化しません。
これについて総括しないで、「小泉改革は……」と言っているのが、民主党を始めとする当時の野党です。

やることなすこと裏目に出てしまう管首相ですが、震災前に問題となっていた在日韓国人から受けた献金について、このゴタゴタに隠れて返金していたようです。【注⑥】
これについて管首相は「こっそりやったのではない」と『疑惑隠し』との見方を否定しましたが、どう見ても『ドサクサ紛れ』の行動以外の何ものでもありません。
前原氏のように堂々と行動すれば、マシだったと思うのですが、行動が「都合が悪ければなかったことにしたい」、「都合が悪いことからはフェードアウトしたい」という原理の上であるようなことしかしません。
どう考えても無責任な行動です。
こういう人は、首相退陣ではなく、議員辞職してほしいものです。

このような無責任さは、東日本大震災への対応でも随所に現れます。
東京電力の清水正孝社長が、福島第1原子力発電所が深刻な状況に陥った3月11日夜、出張先から東京に戻るため航空自衛隊輸送機で離陸した後、政府の判断でUターンさせられた問題について
枝野幸男官房長官
 ・名古屋-東京間は車を飛ばしても走れる状況だ。なぜ自衛隊に頼んだのか。自衛隊機が飛ばないなら自動車を飛ばすのは当然だ。常識ではないか。
 ・北沢防衛相は(輸送機について)被災者救援の輸送を最優先すべきだと指示していた。被災者救援に総力を挙げていた状況だったので防衛相の指示は妥当だった。
 ・(清水氏を輸送機にいったん乗せた自衛隊について)防衛相決裁を受けずになぜいったん飛び立ったのか、逆に不思議だ。
北沢俊美防衛相
 ・新幹線が動いていて高速道路が閉鎖されていない中で対応する道がそれぞれあったのではないか
と述べ、責任を清水氏に押しつけました。【注⑦】
しかし……実際には、東日本大震災直後に東海道新幹線は運行停止し、東名高速など主要道路も通行止めや渋滞で利用できない状況でした。
要するに……枝野官房長官や北沢防衛相の言うようなことは不可能だったということです。
ここでも民主党政権は『都合が悪いことは他人の責任』体質を発揮し、何でも東電に責任転嫁する体質が浮き彫りとなりました。

こんな無責任な人たちに震災後の復興を任せても良いのでしょうか?
こんな無責任な人たちに国を動かすことを許しても良いのでしょうか?


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■■■ 【注】 ■■■

【注①】
 ※参考URL:我慢強い東北人気質 機械的な政府対応に限界も…(1/3)
 ※参考URL:我慢強い東北人気質 機械的な政府対応に限界も…(2/3)
 ※参考URL:我慢強い東北人気質 機械的な政府対応に限界も…(3/3)
【注②】
 ※参考URL:仙谷氏、組織論先行に苦言 復興庁構想など「首相がその気ならばできる」
 ※参考URL:西岡参院議長また政府を猛批判 「想定外を多用するな」 汚染水放出は「国際的犯罪」
【注③】
 ※参考URL:人が多すぎて…復興構想会議、運営めぐり危機感
【注④】
 ※参考URL:自民・大島氏、復興本部参加に難色「首相への不信抜きがたい」
【注⑤-A】
 ※参考URL:復興構想会議の検討部会、増税論議先送りで一致
 ※参考URL:枝野氏「民主党で検討も、政府は増税を検討する段階ではない」
【注⑤-B】
 ※参考URL:復興財源に所得増税を 仙谷氏「期間限定で」
 ※参考URL:「期間限定で所得増税を」…復興財源で仙谷副長官
【注⑤-C】
 ※参考URL:小泉政権の政敵が震災財源でも激論
【注⑥】
 ※参考URL:首相、運命答弁で釈明 衆院予算委で
 ※参考URL:首相 外国人献金ドサクサ返金「こっそりじゃない」 衆院予算委
【注⑦】
 ※参考URL:東電社長・自衛隊機利用問題 枝野氏らが責任転嫁 「車を飛ばすのが当然だ」 実際には不可能(1/2)
 ※参考URL:東電社長・自衛隊機利用問題 枝野氏らが責任転嫁 「車を飛ばすのが当然だ」 実際には不可能(2/2)
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