【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【健康】ユッケ騒動
2011年05月09日 (月) | 編集 |
焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、一連の集団食中毒での4人目の死者が出ました(2011年5月5日時点)。【注①】

これについては色々なことが言われています。

まず問題になっているのは、衛生管理の問題です。
これは提供業者(焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」)だけでなく、納品業者も含まれます。
両者については、捜査によって『適切な管理がなされていたのかどうか?』が明らかになることと思いますので、現時点でドウコウ言うつもりはありません。

ここで書きたいのは、法的な問題についてです。
これについては、罰則規定を盛り込んだ法整備がなされていないことが問題視されていますが、何でも法で規制することの是非を考えたことがあるでしょうか?
法整備をするということは、その実効性を担保しなければなりません。
これが担保できるのか?ということを考えなければなりませんが、蓮舫行政刷新担当大臣を始めとして、そこまで考えて発言しているようには思えません。
法整備を行い、それに実効性を持たせるということは、それを運用するための人員を確保しなければなりません。
まずは『文章を書けば良い』というものではないということを認識しなければなりません。
食材を取り扱う業者(店舗を含む)が日本中にどれだけあるでしょうか?
そこをどれだけの人員で対応しようとしているのか???
多分、文章だけ作って、あとは都道府県なり市区町村なりに丸投げしようとしているのでしょうが、それだけの人材や人員が確保できているのでしょうか?
それとも『電話でも何でも……とりあえず……で良いから、聞き取り調査をすれば、"規制している"というアリバイはできる』という発想なのでしょうか?

そもそも……相手は目に見えない細菌です。
また影響(被害)を受けるのは、人体です。
どちらも人工物ではなく、自然物です。
これを忘れてはいけませんが、どうも……機械と同じ発想から抜け出せていないように思います。
この4件目の死亡例では、家族5人で店を訪れ、全員がユッケなどを食べましたが、他に入院が2人いますが、食中毒症状が出ていない者もいます。
これが何を意味するか?と言えば、当たり前のことですが『個体差がある』ということです。
そういう意味では、インフルエンザ対策と同じ意識を持つ必要があります。
しかしインフルエンザの流行について、全国で相当数の死者や重症化する者を出しながらも法的な規制は行われていません
インフルエンザは空気感染ではありませんから、『マスクをしなければならない』と決めるだけで、感染リスクが高い人への影響は格段に小さくなります。
そういう意味では……感染リスクの高い人にとっては、生肉の衛生管理と同様で重要なことのはずですが、大差ないことです。
また新型インフルエンザについては、あれだけ騒動になったにも関わらず、『喉もと過ぎれば……』で今年になってから感染リスクが低い者は感染防止をしているようには見えません
これが日本の衛生意識です。
そもそも……とは言いたくないのですが、そういうレベルの意識しか持っていないのですから、『法規制にどれだけ効果があるのか?』について疑問がありますし、『それを運用するためのコストに見合うだけの効果があるのかどうか?』も疑問です。
多分、「コストの問題ではない!」と言う声が出てくるでしょうが、制度を運用するには無料ではできません
その意識が欠けているから、有名無実なモノがたくさんできてしまっています。
また、あまりにも規制の数が多いことから、知らないことも多々あります。
それでは意味がありません。

要するに……コストの問題を議論しないままでは、実効性が担保された法規制という話は成立しないということです。
そういう意味では、今の時点で『法規制』という声を挙げている議員官僚については、『規制しているというアリバイを作りたい』というレベルの話でしかないことを知っておく必要があります。

そもそも……ですが……。
私は、祖父母に育てられたようなもので、「生肉は危ないから、食べるな!」とか「キチンと火を通した肉を食べろ!」とか……言われて育ちました。
ですから生肉を食べるという習慣がありません。
当然、焼肉に行った際には、キッチリ火を通さなければ食べません。
多分、そう言われて育った人は多いと思いますが、どういうわけか生肉を食べるようなことが一般化(お店のメニューに普通に載っているということは、そういうことなのでしょう)しています。
これは核家族化の影響なのかどうか……。
まあ……核家族化を望んだのは各々の家庭ですから、そういう選択をした以上は、それによって発生するRISKは各々が背負うことになります。
またコミュニティーの崩壊により、知恵の継承が途切れてしまったことも影響しているのでしょう。
しかし、そういう環境を望み、居住するのも選択なのですから、そのRISKも各々が背負うことになります。

世の中に『ゼロ・リスク』はありません。
もし『ゼロ・リスク』を望むのであれば、あらゆるモノの値段は2倍では足りないでしょう(人件費に影響しますから)。
そうなると考えなければならないのは、その『RISKとどう付き合うのか?』ということでしかなく、その向き合い方が知恵の中に存在しています。

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 (この絵については、こちら

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【注①】
 ※参考URL:ユッケ食中毒、富山の70代女性死亡 死者4人に
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