【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【Risk Management】#04_言葉
2010年03月17日 (水) | 編集 |
「リスク」にしろ「マネージメント」にしろ……これらに限らないことですが、そもそも英語を日本語に変換する際には、その周辺の概念を把握しておく必要があります【注①】
英語を日本語に変換することは悪いことではないのですが、その日本語が一人歩きすると本来の意味とは変わってしまうことは多々あります。
例えば、別項:政治【注②】の中で使用した「breakdown」という言葉ですが、これには「崩壊/故障,破損/断絶/中断/衰弱/分解,分析,分類」という意味を持っており、この中のどれが文脈に合うかを考えます。
この項で使った意味で考えた場合、実際には『分解,分析,分類』を併せ持った概念ですので、この中のどれというわけにはいきません。
これを「分解」「分析」「分類」のうちの一つと考えると間違ってしまいます(文章を和訳する場合には、どれかを選ぶことになりますので、読者は誤解しやすいと思います)。

要するに、その言葉から連想されるイメージ(またはイメージの幅)が異なっていると言えます。
そういう意味では、英語圏の人が「kitchen」でイメージするものと日本人が「台所」でイメージするものは異なります。
「restroom」は「トイレ」ではなく、「bath」は「風呂」ではありません。
英語をカタカナにしたものも同じで、一般的な「システム」のイメージと「system」は異なります。
それらの言葉を取り入れる際に間違うのか、または取り入れる人は周辺の概念までわかっているが一人歩きした後に間違うのか……はわかりませんし、実際には各々によって異なると思います。
日本語に訳し、日本に定着することが悪いのはなく、間違った状態で定着するとデメリットが発生する可能性がある(つまりリスクです)と言うことを認識する必要があります。

そういう意味では「Risk Management」は「Risk Management」であり、「危機管理」ではないと思っておいた方が間違いないと言えます。

(続く)

 Risk Management(S)
 (この絵については、こちら

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【注①】
 ・言葉は文化ですから、その文化の中で対象となる言葉の位置が理解できていなければ、誤用にしかなりません。
 ・言い換えれば、対象となる言葉の周辺にある概念をも含めたものが、その言葉が意味するものです。
【注②】
 ※参考:【政治】政治について
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