【ひとりごと】or【どこかで誰かと話したこと】で、ほとんどがメモ代わりです。日記をはさみながら気になることや思い付いたことを色々と書こうと思いますが、かなり大雑把に書きますし、比喩表現を使いますので、専門の方からすると「変(正確でない)」と思われることがあるとは思います。また冷たい(厳しい)言葉を使う(らしい)ので、よく「冷たい人」と言われますから、その前提で読んでください。
【政治】大阪都構想の否決 #04-02
2015年07月07日 (火) | 編集 |
前回の続きです。

そもそも大阪府と大阪市では、対象としている者が異なります
それゆえ重複するハードもソフトも出てくるでしょう。
しかしそれらが本当に無駄なのか?

それらの制度は、「府」や「市」の議会で必要があるから議決した結果、できたものです。
それが現状なのではないか?と思うのですが……。
もし制度が重複しているのであれば、重複して制度の適用を受けることができないよう制度改正すれば良いだけの話ではないでしょうか?
箱モノについては、重複しているために稼働率が低いモノは、廃止すれば良いでしょうし……それらは都構想とは別の話ではないか?と思います。

行政の考え方を整理すると、「国」があって「都道府県」があって「市区町村」がある、それが基本です。
政令指定都市については、大きな権限を持っていますが、それでも行政全体として考えると、「国」があって「都道府県」があって「市区町村」があるという構造から外れるのはおかしいように思います。
その意味では、現状の政令指定都市制度そのものの見直しの方が必要だと思うのですが……。

 (続く)

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【政治】大阪都構想の否決 #04-01
2015年06月26日 (金) | 編集 |
前回の続きです。

「大阪都構想」の一番の旗となっていたのは、二重行政の解消であり、無駄の解消でした。
しかし……そもそも「二重行政」とか「無駄」の特定が難しいのではないか?と思います。

似たような機能を持つモノが複数あるとしても、それらの稼働率が何れも高ければ決して無駄とは言えません。
空間を考えても、何れかを廃止すれば不便になる者は出て来ますから、平成の大合併で発生した不都合が同様に起きる可能性があります。

また似たような場所に似たような機能を持つモノが複数あったとしても、交通の便を考えるとそのような状況になることも否めない面があります。
そのような場合、安くて広い土地がたくさんあれば、複数ある箱物を一つにまとめることは可能なのかもしれません。
それによって確かに維持管理費は、抑えることができるでしょう。
しかし大阪市で可能か?と言うと、どうでしょう?
安くて広い土地、そして交通の利便性を考えて一つにまとめることが可能でしょうか?
否だと思います。
そうなると……結局、それなりの規模の箱物をいくつか運用するしかないように思います。

一方で、そこまで稼働していないので……ということであれば、「大阪都構想」の実現とは関係なく廃止すれば良いだけの話だと思います。

 (続く)

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【政治】大阪都構想の否決 #03
2015年06月19日 (金) | 編集 |
前回の続きです。

そもそも東京と大阪では、あまりに環境が違います。
東京には、霞が関があります。
霞が関があるということは、そこからの情報を早く得ようと人間が集まってきます。
本社ビルが東京に集まっている理由は様々なのかもしれませんが、人間と情報が集まっていることは、その理由になります。
これが何を意味するか?と言えば、収入がある程度確保されるということです(今後も続く保証はありませんが……)。
人間が動くこと、それはお金が動くことに他なりません。
いくらITが発展してきたとはいえ、最後は人間同士の付き合いになりますから、直接会って話をするに越したことはありません。
オフレコは、こうした状況でしか得ることはできませんから……。

そもそも東京都で二重行政がないか?というと、そういうわけではありません。
「国」の制度もあれば、「都」の制度もあります。
そして「区」の制度もあります。
しかし東京都には、それを支える財源があります。
ここの違いは、どうにもなりません。
するのであれば、霞が関の解体をして、アル程度の人や情報が大阪に集まってから考えるべきだったと思います。

これも当初に書いた「現時点では賛成できるものではない」だろうと考えていた理由です。

 (続く)

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【政治】大阪都構想の否決 #02-02
2015年06月12日 (金) | 編集 |
前回の続きです。

これから考えると平成の大合併でメリットと思われていたものは、それほど大きなプラスになっていない可能性があり、ほとんどは絵に描いた餅でしかなかったのではないでしょうか?
その意味では、メリットと考えられていたものは、実はベネフィット(可能性として存在するプラス要素)でしかなかったということです。
一方でリスク(可能性として存在するマイナス要素)は、存在していました。
そうなると……どうしてもコストというデメリットだけが表面化します。

このようなことが起きる原因は、マイナス要因を小さく、プラス要因を大きく見積もっていたからです。
実際には、それなりに見積もっていたのかもしれませんが、合併に向かいたいという方向性の中で正しくデータを読めていなかったのかもしれません。
そう考えると前(【政治】大阪都構想の否決 #01-05)にも書きましたが、『マイナス面は最大に、プラス面は最小に』試算しておくぐらいで丁度良いのだと思います。

そのようなことを考え、現在の大阪の状況を考えると……大変化を考えるべき時ではなかったように思います。
これが、当初に書いた現時点では賛成できるものではない」だろうと考えていた理由の一つです。

 (続く)

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【政治】大阪都構想の否決 #02-01
2015年06月08日 (月) | 編集 |
前回の続きです。

平成の大合併も同様ですが、そもそも大きな支出が必要だということは事前に色々なソースで出ていました。
要するにデメリット(確定しているマイナス要素)は、ハッキリしていたわけです。
これに対するメリット(確定しているプラス要素)は、どうか?

平成の大合併も大阪都構想もハッキリしなかったと思います。
平成の大合併で言えば、スケールメリットを考えると、確かに複数存在した部課長を一人にできるので人件費は削れるだろうと思われていましたし、システムを一つにできるとも考えられていました。
そもそも企業の合併を考えると、システムの一本化がどれだけ不安定を作り出しているのか?それを運用するためにどれだけ人間が動いているのか?は分かりますから、これらが単純に上手くいくはずはありません。

ITの利用で、支所を運営するとか……当時、色々と案はあったように思います。
しかし結局、人間同士の会話が基本になりますから、これも上手くいっているとは思えませんし、支所の運営コストが大きいために支所そのものを廃止してしまったところもあります。
これは行政が負担していたコストを住民に移した(トレード・オフ)だけのことです。
それで良かったのでしょうか?

 (続く)

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【政治】大阪都構想の否決 #01-05
2015年06月02日 (火) | 編集 |
前回の続きです。

また「一時的に」が「10年」とか「20年」と長期で区切るとどうなるでしょう?
その頃の日本そのものの情勢は、今とは全く変わっている可能性があります。
今よりプラスに転じていれば良いのですが、マイナスに転じている可能性もあり、そうなると将来を考えて支出を抑えるようになります。
つまり心理的には同じような影響(不安の増大)を生むということです。

あくまでも試算は、色々な要素が現状と同じよう動くという前提で出来上がっています。
しかし現実には、心理的な要素が入ってきますから、試算のとおりには動きません(経済学者の予想が当たりにくい原因はここなのですが……それと同じことです)。
10年とか20年後の未来を考えて……という話の危険性は、ここにあります。
したがって試算する場合には、マイナス面は最大に、プラス面は最小に行っておく必要があります。
そのような試算をしておけば、それでも大丈夫!と言うことはできますし、負の循環になっても持ちこたえることができるでしょうが、そうでなければ負の循環に陥った時に出口を見つけるのは難しくなります。
そして心理的に与えるマイナスイメージは大きくなるしかありません。

この意味でも「一時的に悪くなるのは仕方がない」という発想は、一般的には大きなリスクを伴います。

 (続く)

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【政治】大阪都構想の否決 #01-04
2015年05月27日 (水) | 編集 |
前回の続きです。

状況が悪いから打って出る!というのは、格好は良いのかもしれませんが、Risk Management的には大きな間違いです。
企業の合併・分裂については、別項で書きましたが、そのような時に必要となるのはアップ・サイジング(拡大路線)でもダウン・サイジング(縮小路線)でもなく、リ・サイジング(体質改善路線)です(これについても別項【注①】で少し触れています)。
それでも実施するのであれば、明らかにマイナスよりもプラスの要素が大きい場合に限られます。
それもマイナス要因が続く期間が短いという条件が付きますが……。
平成の大合併の失敗の主因は、そこだろうと思います。

何か大きな変更がある場合、よく「一時的に悪くなるのは仕方がない」という言い方を聞きます。
ここで問題になるのが「一時的に」という言葉です。
これが「1年」とか「2年」とか……そのように区切られていれば良いのですが、そうでなければ「いつまで続くのか?」と思います。
それが不安に繋がると、各々の生活を守る方向に考え始めます。

挑戦的な発想よりも、現状維持のために何をするのか?が基本になると、良い影響は生まれません。
どうしても先の支出を考えて、その時点の支出を抑えようとします。
それは消費を冷やすことになりますから、行政で考えると税収減に繋がります。
税収減になると本来であれば、サービスは低下します。
しかし行政がすることですから、借金をしてでもサービスの維持を考えることになるのかもしれません。
それは将来に負担を残すことに他なりません。

したがって「一時的に悪くなるのは仕方がない」という発想は、一般的には大きなリスクを伴います。

 (続く)



【注①】
 ※参考:【Risk Management】サイジング #01
 ※参考:【Risk Management】サイジング #02
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【政治】大阪都構想の否決 #01-03
2015年05月24日 (日) | 編集 |
前回の続きです。

また……そもそも「区」によってサービスに差が出るようになると納得できないと思います。
平成の大合併では、差があったサービスを一つにしていくのですから、それでも理由は立ちやすいのですが、その逆は……。
各「区」の努力次第で……という話なのかもしれませんが、土地の条件が違っていればどうにもならない面が出てきます。
全く何もないところからスタートであれば、競争も出来るでしょうが、既に交通網も出来上がり、人も企業も存在しているところからスタートでは、どうにもならない要素が大きいはずです。
その結果が「区」によるサービスの差になるのでは、納得できないでしょう。
ここを調整するのであれば、「区」に分割する必要はないように思いますし、そうでない方法で……というのであれば、そこの主張が住民に届いていないのだと思います。

平成の大合併の失敗を考えると、その逆とも考えられる小さな「区」に分割するのは良いのでは?とも考えましたが、これまでの歴史があるものを分割するメリットがあまりにも見えません。
また合併して大きくするのも、分割して小さくするのも現状を変えるということです。
別項でも書いたように思いますが、変化するということは状態を不安定にするということに他なりません。
もしそのような選択をするのであれば、不安定になっても大丈夫な状況(環境)にある場合でなければならないと思います。

 (続く)

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